『速いモーター』

次は自動車が炎に合わせて吹っ飛ぶ装置の見学だ。実際に吹っ飛ぶのではなくて、車体の下につながっている腕で車の動きを自在にコントロールして、さも吹っ飛んだように見せる装置なのだ。

映画ではこの装置での映像にCG加工をして、カーアクションを見せるのだろう。

最初は爆発で車が吹っ飛ぶデモンストレーションだったのだが、後半は音楽に合わせて2台の車が空中でコミカルに躍りだし、この装置の技術を誇っていた。

出口にはなぜか『速いモーター』と、トンチンカンな日本語が書いてあった。おそらく「高速マシン」とでも訳すべきものを直訳したのだろう。中途半端に日本語がわかる人しかいないとこうなるという良い例である。