テレビに出た荻村伊智朗

次に聞いたのは、我らが神様、荻村伊智朗の話だ。荻村が世界チャンピオンになった後、アメリカのテレビ番組に出たと言う。

そこで荻村は5メートルぐらい先のテレビカメラを指し「私がそのカメラのレンズを狙ってボールを打ったらどれくらい当たると思いますか」と言ったという。テレビを見ていたジャックは「近くには行くだろうが当たるまい」と思ったが、荻村伊智朗は一発でレンズに当てたと言う。驚きながらも「まぐれだ」と思ったが、なんと荻村はその後2球続けて当て、合計、3球連続でカメラのレンズに当てたという。

なんていい話なんだろうか。世界には私の知らないこんな素敵な話がいったいどれだけあるのだろう。