月別アーカイブ: 7月 2012

実家の母

先ほど、仕事をしていると実家の母から電話がかかって来た。
出るなり母は言った。
「なんだ?今どこさいだ?」
電話をかけてきておいていきなり「なんだ?」もないもんだ。
「会社だ」
「イタリアさ行ってだんでねえのが?」
・・・愛ちゃんの試合をテレビで見たのだ。
「それはイギリスだ」(小声で)
「あー?」
「イギリス」(少し大きめで)
「なに?」
「イ・ギ・リ・ス。ロンドンはイギリスだ」(ついに大声で)
「あー」(なんだれ爺、イタリアでねぐイギリスだ)などという向こうの会話。

このような田舎の無学な老婆にも日本選手の活躍は届いているようである。

死ぬかと思った!

仕事から帰ってきて、何気なくヤフーのニュースから卓球のページを見たら、いきなり!いきなり!いきなり岸川がイオニスと死闘をやっとるじゃないか。

おいおい、ものには順序というものがあろう。
それがいきなり、最終ゲームの2-2とはいったいどういうことだ?
しかもスコアは3-3、4-4、5-5と2点と離れない。
ぐぎゃーっ、死ぬってこんな試合見せられたら。しかもなんだか知らないが6-5からスコアが止まって、気が狂ったように画面をカチカチ更新していたらなんといきなり
10-10 !!!

ど、どうしようってんだ。この時点で私は家族もかまわずパソコンを見ながら絶叫!
そして11-10、ついに12-10。

聖也、おまえってやつは・・・(涙)。(ワンパターンで済まん)。

岸川聖也 4-3 イオニス
11-7
7-11
11-9
8-11
11-7
8-11
12-10

これで世界のベスト16だ。凄い。県大会で16だって難しいのに世界で16。素晴らしい。

誘惑するウシ

焼肉屋の看板で、なんとも強烈な色気を発して客を誘惑しているウシがいた。腰に手をあてたぐらいにして。食われるのに。

かと思えば元気よく「グーッ」サインを出している豚もいた。そんなに可愛く元気な顔されてもなあ。食われるのに。

Mさんの決心(の邪魔)

営業マンのMさん、代理店のAさんと山形に仕事に行った。

Mさんは本来甘いものが大好きなのだが、社内の健康指導員から指導を受けたのをきっかけとして、5月くらいからダイエットをしているという。それまでは毎日寝る前にエンゼルパイを食べていて、奥さんは冷蔵庫のエンゼルパイを切らすことがなかったという。甘いものを絶ってからは体重が順調に減り、それが楽しくて今では苦にならなくなったという。

昼食は、Aさんの案内で、安くて量が多いという「やまき」という蕎麦屋に入った。確かに700円とは思えない量だった。私とMさんは「麺少な目」を頼み、Mさんは完食したが、私はそばを食べ終わったところでギブアップし、ラーメンはまるまる残してしまった。Aさんは普通盛りを頼み、しかも私よりも早く食べ終わっていた。「どうしてそんなに食べるのが早いんですか」と聞くと、早く食べないと満腹になってしまって食べられなくなるから急ぐのだという。どうやらたくさん食べることが目的になっているようだ。

そばとイカ足天というのも珍しいと思ったが、山形では定番で、なんとラーメンにさえよく入っているのだという。

午後の仕事が一区切りついた後は、Mさんが甘いものを控えているというので、サイゼリアでデザートを食べることになった。「そういう闇雲な節制は本物ではない。あえて甘いものを食べて、そこで沸き起こる甘いもの連鎖に耐えてこそ本物」という理屈だ。

Mさんはコーヒーゼリーを食べたが、ここでもAさんは「プリンとアイスティラミスのセット」を平らげていた。いや、ティラミスはともかく、プリンまで食わなくてもというのが私の感想だ。それでもAさんはちょっと太めという程度であり、いわゆる「デブ」ではない。運動も特にしていないという。不思議だ。

叱ってくれる先生

中学教師が盗撮で捕まったが、生徒からの評判に「叱ってくれる先生だった」というのがあった。私はどんな状況でも叱られるのは不快で嫌なのでこの感覚がわからない。
よくテレビドラマなどで不良学生が「叱ってくれて嬉しかった」というせりふがあるが、話に意外性を盛り込んでオチをつけるためのデタラメだとばかり思っていた。

もっとも、この事件でインタビューに答えた生徒も、ドラマやマンガの影響を受けて偽の感想を答えた可能性も否定できない。いったい、叱られたことをもって「自分の為を思ってくれている」と嬉しがる人が本当にいるのだろうか。嬉しいよりも悲しい、怖い、不愉快といった気持ちになるのが普通なのではないだろうか。もっとも、完全無視よりは叱られた方がマシなのは私にもわかるが。

次男の夢

次男が、学校の実力テストの英語で、100点満点のテストなのに110点をとって学校で一番になった夢を見たそうだ。なんという楽天家なのだろうか。

不思議なルール

毎週末、卓球をしているコミュニティーセンターには、とても不思議なルールがある。
使用後に、必ず水道の元栓を閉めなくてはならず、これを忘れると管理人にうるさく注意されるのだ。

冬の間なら凍結防止の観点から元栓を閉めることはわかるが、他の季節ではどう考えてもそこまでする必要はない。
先日、管理人と話す機会があったので理由を聞いてみた。

その理由は「水を出しっぱなしにする人がいるから」という拍子抜けするものだった。
「それなら蛇口を閉めればいいだけですよね?」と言うと「そう書いても閉め忘れる人がいる。水も一晩出しっぱなしにすると結構な費用がかかる」とどうにもトンチンカンな返事だ。

私はこういう理屈にならない理屈にはどうにも我慢がならない。
「それなら水を出しっぱなしにするなと書けばよいだけです。そう書いてあっても水を出しっぱなしにする人が、元栓を閉めろと書いてあったら閉めるということはありえないからです。」

これに対する返事は強烈だった。「みんなそうお宅さんのように理屈が通じる人ばかりではないんです」と言うのだ。ガーン。理屈が通じていないのは水を出しっぱなしにする人ではなく、この管理人に他ならない。しかし、理屈がわからない人にわからせることは不可能だ。それは回転をかけろといわれてかけられないのと同じく能力だからだ。

私は彼女を説得することをあきらめ、いつものように元栓を閉めてセンターを後にした。

【第2回えんずいところにスマッシュ ぴんぽーん大会】

昨年行われた「ぴんぽーん大会」が今年も陸前高田で開催される。
東日本大震災で甚大な被害を受けた人々を、少しでも元気付けようというものだ。
「えんずい」とは、「しっくりこない様子」を表す東北弁の形容詞だ。

以下がその要項。

【第2回えんずいところにスマッシュ ぴんぽーん大会】
■ 日時:2012年8月12日(日)13時受付開始、13時30分開会式
■ 開場:岩手県陸前高田市第一中学校体育館
■ 参加費: 地元からの参加者 無料(事前申し込み不要)
地元以外からの参加者 1人2,000円
■申し込み締め切り:7月23日(月)
■義援金: 一口1,000円 ※義援金を募集しています。大会に参加できない方もご協力をお願いします。

予約なしの飛び入りも歓迎だそうだ。

詳しい情報は以下をご覧ください。
http://ipponmatsu.web.fc2.com/index.html

親切な自販機

去年紹介した、親切な自販機だが、さらに親切になったようだ。
ここぞとばかりに英語、韓国語、中国語で防犯を呼びかけている。さすがだ。

小便のプロ

息子が友だちとトイレに行ったときのことだ。ある友人が用を足さないのを見て誰かが「お前は小便しないのか」と問うたという。

するとその友人は語った。
「俺は1日5回、1年に365日、小便してるんだぞ。俺は小便のプロなんだよ。飽きたに決まってるだろ今さら小便なんて」

恐るべき屁理屈である。息子もなかなか見どころのある友人がいるではないか。

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