年別アーカイブ: 2012

ダンシング谷村

昨夜は会社の『秋祭り』と称するイベントがあり、体育館で飲み食いをした。

ゲストの芸人が何人か来たのだが、その中で「ダンシング谷村」という物マネ芸人が面白かった。
何が面白いって、本人が最初に断っている通り、とにかくあんまり似ていないのだ。
谷村新司はメーキャップにも力が入っていて似ているのだが、その顔で谷村新司の曲を歌う以外には特に面白いギャグを言うわけでもないが、このようなイベント、つまりファンでもない人たちの前に呼ばれて場を盛り上げるというとてつもない難題を前に、諦めと開きなおりが混じった「どうでもいい」という感じが、そこはかとない悲哀と共感を呼び、結局はとても面白かったのだ。

年間170回以上の公演をこなすというから、これがこの人の芸なのだろう。

それにしても自分で選んだ道とはいえ、芸人とはなんと難しい仕事なのだろうか。

木製腕時計

いつも商品をおちょくってばかりだが、この製品に限っては本当にほしい。

私は常々、木材製品に愛着を感じていたので、本来、金属部品がメインであるはずの腕時計に使われるとなるとなんとも楽しい気分になる。まさか内部のネジやギアまで木製ではあるまいが、こうして外側が木製なだけで楽しい。

しかし買いはしない。趣味ではない腕時計まで買っていたらお金がいくらあっても足りない。でも触ってみたい。誰か買ってみて頂戴。

それにしても随分と貧弱で汚い腕をモデルに使ったもんだと思ったら、木だった。

寝言録音

寝言やいびきを録音する機械で、文字通り「寝言」のような商品だが・・・実は私はこれは本気で欲しい。こんなに面白いものはないではないか。

あとは「買うほどのものか」という話になる。うーん。スキを見て買いたいものだ。

誰か金あまってる奴、買ってみてくれー。

防災リビングクッション

ひとつで5役の優れものらしい。
その5役とは

・クッション
・防災ずきん
・大判毛布
・ベンチシート
・ショルダーバッグ

だそうだ。なんか半分くらい意味がわからないが、ともかく、尻に敷いている物を頭に被るということはわかった。

鍋やかん

新幹線の車内の商品カタログを久しぶりに見た。

非常時に「沸かす」「煮る」「焼く」「炊飯」が自在にできるそうで、なにやら闇雲に便利なものらしい。お茶も入れられるそうだが、非常時にお茶ぐらい我慢しろといいたい。

3人娘

駅の本屋でロンドン五輪関連の雑誌が置いてあった。他誌がサッカーや体操にうつつを抜かしている中(サッカー雑誌だからしょうがないのだが)、サンデー毎日増刊だけは卓球の3人娘が表紙だった。素晴らしい。サンデー毎日とはどういう出版社か知らないが、偉い。偉いのでみんな、買ってやってほしい。1000円もするので私は買わなかった。

しかし、この3人の人気が高いだけであって、卓球がメジャーになったわけではないところが悔しい。いや、十分メジャーだともいえるが、ステイタスも含めてまだまだこんなものでは私は満足できない。

田村おじさん

自転車が趣味の田村は先日、南三陸町から仙台まで90kmの道のりを自転車で帰る途中、自転車で日本列島縦断をしているらしい青年を見つけたという。何故それがわかったかといえば、ホワイトボードにそのように大書きして走っていたからだ。

自転車の世界ではこういう青年に親切にするのが慣わしらしく、田村は声をかけて一緒に仙台まで走り、家で昼食を食べさせたという。

後日、青年のブログに田村のことがアップされたが、そこには田村が「おじさん」として登場するのであった。自分たちが世間的には非の打ち所のない「おじさん」であることをあらためて思い知らされた。自分たちより上の人のことは当然のように「あのオヤジ」と言うが、自分たちも仲間であるとは思っていなかったのだ。普段、そう言われる機会がないから余計であるが、まあ考えてみれば当然だわな。

そういえば、大学1年でプールの監視員をやったとき、小学生から「おじちゃん」と言われ愕然としたものだったが、あのガキどもとっくに40過ぎてるな。まいったか。

バタフライの時計

先日の会社の卓球部の飲み会では、当然みんな卓球が好きなメンバーばかりだったのだが、その中でもひときわ目立つ卓球好きが千葉くんだ。これほどまでに卓球に時間とお金をかけて婚期を逃し続けていて良いのだろうかと心配になるほどだ。もちろん卓球好きの私としてはそういう人を見るのはことのほか楽しい。

千葉くんの腕には当然のように、去年バタフライから発売された60周年記念の10万円もする腕時計が光っていたのであった(200個限定だったはずだが完売したのだろうか)。私は腕時計は趣味ではないので買うほどではないが、誰かがタダでくれるならぜひともほしい。当たり前か。

婚期を逃すといえば、宴席では最近の若者が草食系が多いという話になったのだが、当人たちが語ったところによれば、別に草食系なわけではなく「食べたい肉が見あたらないだけ」だという。うむむ。ノ、ノーコメントだっ。