出店もいろいろな工夫がしてあって楽しい。
バーのカウンターを絵に書いてみたり、わざと店に藁を敷き詰めたりだ。
往来の様子
ジャズの銅像
大道芸人
またニューオリンズ
今年いっぱいで日本に帰ることになった。息子たちが中3で高校受験なので、家族は来月帰国することになった。そのため、最後の遊びおさめとしてあちこち出歩いていて、今日はニューオリンズに来ている。ニューオリンズは4ヶ月前にも来たが、とてもよかったのでまた来た次第だ。
前回は町外れのどうでもいいホテルに泊まって残念な思いをしたが、今度は観光地のど真ん中のホテルにした。街中なので駐車場が狭く、ホテルの人が鍵を預かってぎちぎちに車を詰め込んでいたんだが、ちょうど我々の部屋の窓から見えているとも知らず、うちの車(ゴールドのバン)を後の車にぶつけて、その車もさらに後の車にぶつかっていた。見ていると隣の列の車も同じようにぶつけているので、どうやらわざとやっているようだ。さすがプロフェッショナルというか、なんとデタラメなホテルだろうか。
車を大事にしている人なら怒りそうだが、私はそうでもないので何も言わない。
モスクワの妄想観戦記
モスクワから帰って以来、その原稿を書いていたのでブログの更新がおろそかになっていた。日本は男女とも銅メダルを獲るし、女子は台湾、韓国との死闘を制したし、なんといっても女子はシンガポールが優勝したということで、見どころ満載であるが、私はそういう記事は書かないのだ。まじめで感動的な記事は編集部がたくさん書くだろうし、私が技術論を書いても説得力がない。
ということで、私が書いたのは男子決勝の中国対ドイツにちなんだまったくのフィクションの妄想ギャグだ。世界選手権の特集号でそこまでデタラメなギャグを書く必要があるのかという疑問もがあるが、編集部が良いと言うので問題ないだろう。
私は文章だけ書いて、写真や飾りは編集部がやるので、どういう出来になるのか今から誌面が楽しみである。
わざわざモスクワまで行って妄想を書くのだから、行った意味があるのかとも思うが、実はこれ、日本男子の中国との準決勝を前に今野編集長と喫茶で雑談しながら思いついた話なので、確かに行った甲斐はあるのだ。
リニューアル
卓球王国のウエブサイトのリニューアルにともなって、このブログのURLも変わってしまったようだ。私もすぐには見つからず、卓球王国のトップページから見つけてここに来た次第だ。まだ見つかってない人もいるらしく、昨日のアクセスは通常の半分くらいだった。といって、読者にお知らせする方法もないので、そのうち見つけてくれることを待つしかない。
無事に見つけてここにたどり着いた方、おめでとうございます。今後ともよろしくお願いします。
速報ブログ
今朝、起きてみたらいきなり速報ブログができていて驚いた。
もちろん嬉しい驚きだ。
トップメニューの私の速報ブログに、前にこのブログに載せた白黒のゴダール調の写真がうまく使われていた。あえての白黒が面白いし、腕が動くようになっているのも面白い。これに関しては私は一切関与していなくて、編集部(あるいは外部業者かな)が作ってくれたのだが、さすがプロの仕事だ。
いつものことだが、急に緊張してきた。おかしな夢を見ている場合ではない。
私は5/27から現地入りするので、それまではこちらと速報ブログと内容に応じて両方書いていこうと思う。
サウンドトラック
よく仕事がら、FEDEXという宅急便を利用する。FEDEXではトラッキング・ナンバーという番号を使って、ウエブサイトでその荷物がどこまで進んでいるかを知ることができるようになっている。このトラッキングという言葉、なんとなく荷物を運ぶトラックからきていると漠然と思っていたのだが、よくスペルを見るとtrackであって、荷物を運ぶtruckとは違う単語であることに今さらながら気がついた。trackは追跡するという意味であって、tracking numberとは「追跡番号」という、まさに意味どおりの単語だったのだ。
外にtrackを使う単語では、映画音楽などを意味するsoundtrackというのがある。これがなぜtrackかというと、trackには足跡とかわだちという意味があり、soundtrackとはもともとは、フィルムなどの記録媒体の音声信号の録音帯のことなのだ。そのうち、音楽そのものをもsoundtrackというようになったわけだ。
ところが面白いもので、辞書を見ると、soundtrackとは別にsound truckという単語もある。なんとこれは、音を出すトラックということで、スピーカー付きの宣伝カーの意味なのだ。
何かのレコーディングのときに、カタカナ英語の日本人がアメリカ人のプロデューサーに向かって「サウンドトラック」と言って宣伝カーと間違われる光景を想像し、しばし楽しんだ。
CMコンテスト
今年も昨年同様、テレビ東京で、世界卓球をテーマにしたCMのコンテストをやったようだ。受賞作品を見たが、どれも楽しかった。しかしやはりグランプリと準グランプリがとても面白かった。いろんなアイディアがあるものだ。
http://www.tv-tokyo.co.jp/takkyu/award.html#sinsa
こういう企画はテレビ局ならではの盛り上げ方で、なんとも心強い。
また、同サイト内には選手のインタビュー映像もあるのだが、吉田、張、二人の帰化選手の映像を見て胸が熱くなった。人情としては日本生まれの選手だけでメダルをとってほしい気持ちはあるが、それとは別に、祖国で将来を見限られ、起死回生を胸に日本に来たこのふたりの心情と覚悟、そしてここまで日本語をマスターした苦労を思うと(無論インタビューでそんなことは語っていない)、感動せざるを得ない。インターハイで勝つために中国から留学生を呼ぶ学校や指導者は少しも尊敬できないが、留学生自身に対してはもう100%の敬意を表する。彼らのインタビューを見て、応援したくならない人はいないだろう。