マイケル・ジャクソンの死亡記事に「ポピュラーミュージックの金字塔」と書いてあった。
この金字塔って何のことだかご存知だろうか。これはピラミッドのことなのだ。金という字に似ている形の建物なので金字塔というのだ。転じて、ピラミッドのように永久に残る偉大な業績の意味で使われるようになった言葉なのだ。英語でも「これはポピュラーミュージックのピラミッドだ」という表現があるかどうかは知らない。
マイケル・ジャクソンの死亡記事に「ポピュラーミュージックの金字塔」と書いてあった。
この金字塔って何のことだかご存知だろうか。これはピラミッドのことなのだ。金という字に似ている形の建物なので金字塔というのだ。転じて、ピラミッドのように永久に残る偉大な業績の意味で使われるようになった言葉なのだ。英語でも「これはポピュラーミュージックのピラミッドだ」という表現があるかどうかは知らない。
風呂上りの義姉が似ているといわれるハダカデバネズミを調べてみたら、生物学的・進化論的に重要な動物らしい。
哺乳類にほとんどいない、真社会性をもつ動物だという。http://ja.wikipedia.org/wiki/ハダカデバネズミ
真社会性とは、蜂や蟻などのように、不妊の階級を持つ社会構造のことで、女王などのように特定の個体だけが子孫を残すものだという。これがどうして重要かといえば、進化論は自然淘汰による遺伝子の選別がそのメカニズムだから、不妊の階級の進化を説明できなくなってしまうからだ。
それにしても、義姉の娘はなんでこんな動物を知っているのだろうか。まさか進化論に興味があるわけでもあるまいに。
でも、この動物に似てるって・・・
義姉からは『全然似てませんとフォローしておいて』とメールがきたが、そういうことは私は書かないことになっているのだ。
夕方の5時頃、職場でTimが「マイケル・ジャクソンが死んだ」と言った。さっそくネットで検索してみると、2007年に死んだ同姓同名のマイケル・ジャクソンばかりが出てきてさっぱり見つからなかったが、とうとうネットにも書かれ始めた。
当然職場では、マイケルが黒人なのに白人になろうとして整形手術を繰り返した愚か者だという話題になった。もちろん、その場にいたのは白人だけだった。
私はマイケルのファンではないが、何度かネットで関連記事を読んでいて、彼の皮膚が白いのは尋常性白斑という病気のためであることを知っていたので(http://ja.wikipedia.org/wiki/マイケル・ジャクソンの外観)、そのことを言うと、「違う、わざとだ」とかたくなに否定された。家に帰ると、息子の友達の白人も同じことを言っていたそうだ。
とにかく「黒人のくせに白人になろうとしたバカ」だと思いたいようである。現代の医学では、全身の皮膚を白くする方法などないというのに。
ゲルマニウムブレスレットに科学的根拠がないというニュースを見た。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090625-00000964-yom-soci
それはそうだろうと思うが、ちょっと補足したい。血液型性格判断など、こういうオカルトを否定する場合、よく「科学的根拠がない」と言うが、これは誤解を生むと思う。「根拠」という言葉の概念が「理由」「原因」に似ているため、あたかも「科学者が原理がわからないから否定している」ように聞こえてしまうのだ。
当然、信者は「事実を認めようとしない科学者は頭が固い」「科学は万能ではない」などとトンチンカンなことを言って、ますますその信念を強固なものにするわけだ(科学は何よりも事実が最優先されるし、現代の科学が万能だと思っている科学者などいない)。
現実には、原理はともかく、事実そのものが認められないから否定しているわけで、それを含めて「根拠がない」と表現しているのだ。
「科学的根拠がない」よりは、現実にそのような効果がないことを平易に書いたほうが良いと思うのだがどうだろうか。「根拠がない」じゃなくて「効果がない」にした方がよっぽど分かりやすいと思う。
まあでも、人は信じたいものしか信じないので、目にうろこが飛び込んでしまった人には何を言っても無駄だとは思うが。
いよいよ義姉が、ある劇団からパンフレットの写真を依頼されたという。「劇団ユニット体温」という劇団で、「親の顔が見たい」という劇らしい。http://www.unit-taion.com/index.php
何から何まで怪しい感じだ。
他人から依頼された初の仕事ということで、義姉はかなり興奮しているようだ。
私が卓球王国で連載を始めたときのことを思い出す。発売日がちょうど故・藤井基男さんの出版記念パーティーの日で、東京に向かう途中、仙台駅の本屋で初めて自分の記事が載っている号を手に取ったのだった。雑誌はあとで送られてくるのに、それを買い、何度も何度も何度もそのページを見た(今でもときどき見るぞ)。
連載を始めたのは、手紙をやりとりしていた藤井さんが編集部に紹介してくれたのが縁だった。たった5年前のことなのに、その藤井さんはもういなくなってしまった。
5月に横浜に行ったとき、気分転換にビックカメラでメガネを作った。それまでの小さいものが飽きたので、ジョン・レノン風の金縁メガネだ。
しばらくすると次男が「お父さん、前のメガネの方がいいよ」と言う。その理由は「ゲームやりすぎて頭がバカになった人みたい」だからだそうだ。どういう意味か全然分からないし、第一、ゲームやりすぎてバカになっている本人が言うところが可笑しい。
何日かすると、次男がまたやってきて「自分が何を言いたかったかわかった」と言う。「ゲームばっかりやってる人は服装とか外見に興味ないのね。それで、メガネとか服とか適当に選ぶから似合わないメガネかけるってことなの」だそうだ。
感じたことを表現することが難しいことだと次男が分かるようになったことが嬉しい。メガネが似合ってないかどうかはともかく(でも前のに戻した)。
うんちくシリーズだ。
今頃のアメリカ南部は日差しが強いので、車に乗るときにサングラスをかけることがある。サングラスには、偏光がはいっているものがあるが、偏光が入っていると何が便利なのかご存知だろうか。
偏光グラスによって、水面などの反射光を押さえられることは知っている人もいると思う。しかし、反射光ならなんでも抑えられるわけではない。
光は波である。自然界の光は、いろいろな方向に振動している波が混在しているが、これが面で反射すると、その面に平行な方向の成分が減って、垂直な方向の成分の割合が多くなる。すなわち、偏光される。一方、偏光グラスというのは、ある方向に振動する波だけを通すので、これを利用して反射光を抑えるものなのだ。
さて、ここで疑問が生じる。世の中には、いろんな角度の面に反射する光がある。サングラスをかけた人が顔を傾けたりすれば偏光の角度は変わってしまう。どうやってあらゆる反射光を抑えるというのだろうか。
実は抑えられないのだ。偏光グラスは、人間が直立した状態でかけたときに、水平な面で反射した光を抑えるように作られているだけだ。地球上のあらゆる水面は文字通り水平なので、すなわち、水面の反射光をカットするようになっているだけなのだ。
だから顔を横倒しにして水面を見れば偏光カットの効果はなくなるし、直立しているガラスなどの反射光に対しても偏光カットの効果はない。
下の写真は左から「偏光グラスなし」「偏光グラスあり(正常方向)」「偏光グラスあり(90度回転)」である。
そんなことを思いながら妻に運転をさせ、助手席であれこれ遊んでいた。こういうことを妻に話してもまるで相手にされないのでここに書くのであった。
先週末、市内にあるコースで子供たちと一緒に自転車のモトクロスをやってみた。BMX(Bicycle Motocross)というらしい。
自転車でジャンプしたりするのは、小学校のときに公園でやっていて、いつも大人に怒られて止めさせられていたので、いつか思いっきりやってみたいと思っていた。
しかしコースが思ったよりもきつく、ジャンプは怖いし疲れるしで、400mのコースをたったの3周まわっただけで吐き気に襲われてリタイアとなった(子供たちは6周まわっても平気だった)。
自転車と言えば英語でバイシクル(bicycle)だが、どうしてこう呼ぶのか知っているだろうか。三輪車がトライシクル(tricycle)だと知って、bicycleが、車輪(cycle)が二つ(bi)あるからbicycleなのだと初めてわかって感激した。bicycleのbiは、バイリンガルとかバイセクシャルと同じbiだったのだ(ちなみにトライアスロンとバイアスロンの関係もこれと同じ)。今、出張に来ている谷は自転車が趣味のくせに知らなかった。修行が足りない。
となると、一輪車はモノシクル(monocycle)かな?などと想像して辞書で調べてみたら本当にそうだったのには驚いた。じゃ、4輪車はクアドロシクル(Quadrocycle)か?と思ったらfour-wheeled vehicleだった。ガクッ。