月別アーカイブ: 2月 2012

矛盾した言葉

「真剣交際」の話題から、同僚と矛盾した言葉を考え合った。

・豪華粗品
・死ぬほど健康になった
・必死で生きようとした
・恐ろしく優しい(「神田川」じゃないぞ)

接写

缶コーヒーが結露したのでなんとなく接写してみた。私のデジカメは1cmまで接写できるのでついこういうことをやってみたくなるのだ。

ここまで寄れるカメラは、レンズがニューっと突き出るタイプではなくて、小さいレンズが固定でついているタイプだけである。一見、安っぽそうなだが、この一点で私はカメラはこのタイプと決めている。ちなみに、もっと新しい薄い機種も買ったことがあるが、使いにくくて仕方がなかった。薄い商品は売っているのを見る分にはなんとなくかっこいいのだが、使ってみると指で固定しにくいし、シャッターボタンも小さくて押しにくい。だから私は前のカメラが壊れたときわざわざ中古で同じものを探したのだ。それがこのカメラだ。

結露といえば、ある職場の先輩は結露を「ロケツ」と読んでいた。気持は分かるが。

80周年記念水

日本卓球協会の80周年記念のペットボトルだ。
ジェームス・ディーンが卓球をしている珍しい写真をあしらっている。

このペットボトル、抗菌化質によって、開封後も室温で長い年月美味しく飲めるのだそうだ。そんなことが必要になるケースはとても思い浮かばないのだが。

駅弁

帰りの新幹線で駅弁を食べた。

いつもより早い時間に帰ったせいか、いつもは見ることのなかった商品を買うことが出来た。買ったのは「ビジネスマンのために厳選したおつまみを主体とした弁当」で、一品一品がいかに吟味された素晴らしい物であるかが週刊誌調のパッケージに書かれていた。

記事を読みながら食べると、なるほど素晴らしい弁当のような気もするが、読まなければ特に記憶にも残らないような気もする。まあ楽しかったからよしとしよう。

フォアグラの串焼き

出張で厚木に行ってきたのだが、夕食に入った居酒屋があまりよくなかった。昨春から同じところにもう10回以上も出張に行っているので、通りにある店にはほとんど入った。今回、前から気になっていて入っていなかった店に入ったのだが、外れであった。

なにしろお通しで出てきた筍の煮付けが、中が歯にしみるほど冷たかったところからしてもう絶望的であった。メニューを見ると一見値段は高くはないのだが、注文してみると異様に量が少ない。写真は「フォアグラの串焼き」600円である。飾りの枝などついているがフォアグラはほんのひとかけらだ。

客もほとんどいなくて、店員が私のテーブルの隣のついたての後に立っているなあと足音でわかる。追加注文をするために鈴を鳴らすとすぐに「はいっ」なんて出てきて「あ、やっぱりずっといた」なんて気まずい感じがした。

二度と入るまいとは思うのだが、それを忘れていつかまた入ってしまうのが心配だ。

エアギター

なにしろ曲がロックであるし、ろくに歌えもしないのでいきおい、エアギターに走ることもしばしばなのであった。

夢のカラオケ大会

昨夜、学生時代からの30年越しの夢であったカラオケを歌ってきた。

私は昔からロックが大好きで歌いたいと思っていたのだが、当時はロックのカラオケを歌う機会はほとんどなかった。まずカラオケボックス自体がなかったし、カラオケボックスが出てきた後でも英語の曲は少なく、ビートルズの曲でさえ超メジャーな曲が数曲、その他のロックとなるとほとんどなかったのだ。だからロックを歌うためには自ら演奏をするしかなかった。こう書くといかにも「だからギターを手に取った」という流れになりそうだが、私の場合はそうではなくて「だから歌わなかった」のだ(ガクッ)。

ところが最近、飲み会でカラオケボックスに行く機会があり、試しに曲を探してみたら歌いたい曲がわんさかあるではないか。ビートルズの曲はほぼ全曲あるし、70年代の名曲は目白押しだし、パンク、ニューウエーブ、80年代のネオアコースティックと揃っている。ピンク・フロイド、デビッド・ボウイ、クラッシュ、スミス、ニューオーダー、XTCのお気に入りの曲を熱唱できるなんて夢のようだ。それなら飲み会ですぐにでも歌えばよさそうなものだが、そうもいかない。こんな曲を職場の飲み会で歌ったところで誰も知らないし、だいたい英語の曲を歌うことだけでも場違いなこと甚だしいのだ。だから私はそういう場ではまず歌わないし、歌えと要求されれば僅かに知っている野口五郎の曲などを控えめに歌うことになる。

それで私はカラオケは嫌いだということにしてなるべく避けていたのだが、先日、ふと思い立ち、この道の同好者である同僚の立花さんと一緒に「好きな曲を思いっきり歌う」ことを企画し、ついに昨夜それを実行したのだ。他人の歌に手拍子をするでもなく、各自黙々と曲を選んで入力して歌うことの繰り返しの2時間であった。店員が飲み物を持ってくるのでさえ邪魔に感じたほどだった(注文しておきながら)。その結果、声は出ないし歌詞はつかえるしで散々だったが、酸欠で吐き気に襲われるほど激しく歌いまくり、とてもよい運動になった。ストレス解消になったかといえばそうでもない。もともとストレスはないし、思ったように歌えないことがかえってストレスになったような気もする。

次回があるかどうかは微妙である。

「真剣交際」

よく芸能ニュースで誰々が真剣交際をしているという話がでる。これを見るたびに何か気まずいような気持ちになる。真剣勝負というなら分かるが、真剣交際である。竹刀や竹光ではなくて本物の刀を持ってどうやって交際するのだろうか、なんて考えてしまうのだ。もちろん「本気で交際している」という意味であることは分かるが「真剣」という言葉の本来の意味と「交際」があまりにもかけ離れているために何か可笑しくなってしまうのだ。あたかも「温厚な人柄では他の追従を許さない」とでも言われているようである。

その意味するところも気になる。真剣交際があるということは、真剣でない交際もあるということだ。では、たとえばそれはどんな交際をいうのだろうか。不純異性交遊といのもあるが、これは未成年のくせに早々といろいろすることを言うのだから、成人の真剣ではない交際とは違う。あるいは、片方が片方を騙して交際していることを言うのだろうか。はたまた結婚するつもりがないのに交際しているとか、好きでもないのに交際しているとかをいうのだろうか。あるいはムチャクチャ乱交しているとか。そもそもそれは交際ではなだろう。いずれにしても、ことあらためて「真剣交際」などといわなくても、ただ「交際している」で良いではないか。

とにかく、二人で刃物を突きつけ合っての交際だけは無理だと思うのだがいかがだろうか。

余談

これまで書いたことすべてが余談のようなものだが、関野さんから聞いた話。

この店にはワルドナーやガシアンも来た事があるという。卓球メーカーの人たちが連れてくるのだという。関野さんはワルドナーのサービスを受けさせてもらう光栄に浴したのだが、なんと店内の客が関野さんの後に並んで列を作ったのだという。ワルドナーなんか知らない素人ねえちゃんたちがストッキングなどを履いたままワルドナーのサービスを受けようと言うのだ。ワルドナーがどんなサービスを出したのかは聞きそびれた。

お客さんは卓球をしに来ているわけではないらしいのだが、いざやりだすと熱くなるものらしく、多くの女の人が壊れたストッキングを打ち捨てていくのだそうだ。

店内が若い女性客で一杯になったときのことだそうだが、二人の卓球経験者がフォア打ちのラリーを始めた途端に、店内の女性客から「すごい」と満場の大歓声が上がったという。すると、その二人は「卓球をしてこんなに誉められたことないです」と頬にダーダーと涙を流して喜んだという。星飛雄馬状態である。酒のためもあったかもしれないが、なんとも微笑ましい話だ(卓球はこれでいいのだろうか?)。

写真左は、私が座ったソファーからの眺めだ。こういう景色を見ながら酒を飲むのはどう考えても楽しい。吉村さんと川嶋さんが「何かから逃避するかのように」入り浸るのもむべなるかなである。

本格的貸し出し用ラケット

マイラケットがない人にはラケットを貸すのだが、そのラインナップがすごい。シュラガーだろうがバーミンガム77だろうが、ハンドソーラケットだろうが、表だろうが裏だろうが何でも揃えているというのだ。ラケットにラバーを貼ればだいたい1万円近くになるので、ラケットだけで30万円近くかかっているという。

さすが日本で最初の卓球バーだけある。これを言うとみんな「他にあるの?(笑)」と意味ありげに言うのだが、関野さんによれば、東京にはすでに100軒ほどあるという。しかしここまでやる店はそうないだろう。

四人で卓球のメジャー化について語りながら酒を飲み、ダブルス対決をしてダラダラと2時まで楽しい時間を過ごしたのであった。

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