ついに「アウト・オブ・コントロール」のダイジェスト映像がアップされたので、トップページの広告で見てほしい。
いやはや、とんでもなくかっこいい。字幕を入れるために数週間というものほとんど毎日映像を見たのに、あきれたことに今でも一日に一回は部分的にとはいえ見ないではいられない。そして見れば見るほど惹きつけられる。申し訳ないが(誰に申し訳ないのかわからないが)、おそらく今後これ以上の卓球の映像作品は現れないだろう。この作品に込められたアイディア、労力、そして制作者の才能、こういったものはもう二度と期待はできないからだ。
いやはやとんでもない。ところでこのダイジェスト映像は私の編集によるものだが、「いいところ」で終わっているのはわざとである。ダイジェストなのでボルの部分しか映っていないが、実際にはヒールシャーと半々のドキュメンタリーだし、ゴルフをしている場面やらテレビ出演の場面やらボルが床屋にいって将来の奥さんと偶然会うところなど、全編みどころだらけである。92分の作品なので、ちょっと長いから60分に縮めて発売してもらおうとも思ったが、カットできる場面がなかったのだ。
くわえてこの作品は、ドイツのテレビ賞でベストドキュメンタリー賞を受賞している。卓球ファンだけではなく一般視聴者や評論家をも魅了した作品なのだ。当然、内容もそのように作られている。
これは見るしかないだろう。みなさん、買ってちょうだい。