年別アーカイブ: 2013

さすがにカロリーオフってことはないよな

災害用の備蓄食料だそうだ。いずれもカロリーをしっかり確保できることが売りのようで、カロリーオフのものはなかった。あったら面白いと思ったのだが。これまで紹介してきた商品群のセンスなら、有り得なくも無いところが怖い。なにしろカロリーオフの「エネルギー補給飲料」は実在してるし。

天才高校生

ヤフーのトップページに、灘高2年でありながらさまざまな仕事をしている天才高校生の講演会の映像があった。同じ高校2年生でありながら、ゲームばかりしている我が家の双子の息子たちを刺激しようとその映像を見せたら、途中で「あの・・・もういいっすか?」と退席された。

それで彼らが言ったことは「こういう頭のいい人たちって何でも覚えてるから嫌なことも忘れられなくて困るんじゃないか?」だそうだ。また、学校の英語の先生からは「お前らの忘れる能力はどんな東大生も敵わない。天才的だ」と言われたと語った。まさか本気にしていないだろうなこいつら。

最後に長男が、学校で習った数学の積分記号∫と数列の和Σを体で表現してくれた。ちゃんと勉強をしていると言いたいようなのだが、これは・・・かなり「ダメ」なのではないだろうか。

気まずいコーヒーカップ

山田さんとは焼き鳥屋で飲んだのだが、その後、サイゼリアで終電までの40分ほど話を続けた。

サイゼリアではドリンクバーを頼み、私はコーヒー淹れ機で「エスプレッソ」というボタンを押したのだが、カップの1/4ほどの量しか出てこなかった。本格的なエスプレッソはそういうものだと知っていたので、その上にレギュラーコーヒーを注いだら当然のごとくカップから溢れて皿にこぼれた。もともとカップを皿に載せるのは、わざとカップから溢れさせて皿にこぼし、冷めたのを飲むためだという話を聞いたことがあるので、この機会に実行してみようと思ったのだ。

ところがたまたまやってきたアルバイトと思われる若い女性が皿にこぼれたコーヒーを見て、機械が故障したものと思い「済みません・・・」ととても申し訳なさそうにした。「いや、わざとだからいいんです」と言っても急には意味がわからないらしく、申し訳なさそうな表情は変わらなかった。なんとも気まずい。

DVDの宣伝

このウエブサイトでも全日本のDVDの宣伝が始まったようだ。

https://world-tt.com/ps_book/dvd.php?lst=2&sbct=0&dis=1&mcd=CZ021&pgno=1

DVDのタイトルは全日本を意味する『ザ・ファイナル』だが、「売れなかったら本当にファイナルだから」とこのタイトルをつけた今野編集長は語る。まったく縁起の悪いタイトルだ。

今野さん曰く、DVDや書籍の売れ行きは初速、つまり発売直後の売れ行きでほぼ決まるという。卓球の用具のように、初速は遅いけど相手のコートで伸びるとかそういうことはないらしい(卓球でも怪しいものだが)。

同じページに宣伝が載っている『スウェーデン時代』と合わせて一家に1セット、ぜひともお求めいただきたい。

他にもある

山田さんはとにかくやることがセコい。大会のとき、開会式前のミス交代の練習のとき、上手な人たちに入られると延々5分ぐらいノーミスで続けられ、やっと自分たちの番になるとサーブミスして即交代させられるという苦い思いをしたので、それを逆手にとり、最近ではとにかく無理な練習はやめて交代する人たちが諦めていなくなるまで延々とゆるいボールでラリーを続けることを心がけているのだという。なんというセコさだろうか。

また、山田さんによると、練習効率を上げるためにはネットを下げるのがよいという。ほんのちょっとネットを下げるとその分ボールが入るようになるので、お互いにミスが減り沢山練習できるのだそうだ。ううむ、なにか本末転倒のような気がするが、一概に否定も出来ない。それではネットを外してしまえばもっとよいかといえばそうではなく、自分のコートに入ったりして相手が取れないボールを打ってしまうのでダメなのだという。自分のコートって・・・どれだけコントロールが悪いのだろうか。

山田さんはプログレッシブロックが大好きで、特にキングクリムゾンが好きなのだそうだ。ところが奥さんはクラッシックの人で、ロックなどという不協和音は言語道断なのだという。しかしあるとき、高校生の息子がキングクリムゾンの『21世紀の精神異常者』(不協和音にもほどがある)を口ずさんでいるのを聞き「勝った」と密かに思ったのだという。

ダハハー。

ある営業マンの告白2

先週末、このブログのファンだという人と食事をする機会があった。以前このブログで、私と伊藤繁雄さんの中間のような顔をしていると紹介をした山田さんという人だ。私と同様、頭のムダ毛を見事に処理した清潔感あふれる方だ。円グラフに「頭髪」も入れてほしいものだ。

山田さんは見た目はタクシーの運転手さん風だが営業マンであり、仙台に出張をしたついでにお会いしたのだ。この方、卓球への情熱は疑いようがないのだが、何かがおかしい。どうおかしいのかは以下の事実から判断してもらいたい。

・高校3年のとき、横回転のレシーブ方法がわからないので先輩にアンチの反転型にさせられた。

・ゲームの終盤で必ずレシーブになってしまうことが不運だと思っていて、自分がトスでサービスを選んでいることに起因しているとは長年気づかなかった。

・勤めている会社が新たにインドネシアのジャカルタに進出するのだが、そこへの赴任を希望している。その理由はインドネシア代表として卓球の世界選手権に出場するため(インドネシア国籍もなく横回転も返せない50男なのに)。妻子は卓球の邪魔になるので「仕事に集中するため」という口実で日本に置いていく。

・英会話の専門学校に学び、英語は好きだが中学生の息子に英語を教えようとしたら教科書が「Hello Tom.」から始まり、自分たちの世代の「This is America.」と違うので挫折した(これでインドネシア赴任できるのだろうか)。

・ゲームの後半でリードされると諦めやすい。5-7ぐらいになると諦める(どういう精神構造なのだろうか)。

・小学生と試合をするときは完全に叩いておく。理由は、中学生になったら絶対に勝てなくなるので(悲しい)、わずかでも嫌な印象を与えておくことで、大会で対戦するときに勝つ可能性を残しておくため。一度勝ったら、試合を申し込まれても断る。二度と試合はしない。試合を申し込んでくる小学生は次は勝てると思って申し込んでくるのでもっとも危険。

という人で、なんとも形容に困る人なのだ。「みんなに変わっているとか面白いとか言われるでしょう?」と言っても、そんなことはないという。本当だろうか。私のブログや記事を隅から隅まで読んで暗記しているほどの熱烈なファンなのだが、これからいったい私はどうなるのだろうか。とりあえずDVDを大量に買ってもらいたい。

ムダ毛処理器

なにやら難しい原理が書いてあるが、とにかくムダ毛を処理する機械だそうだ。

それはいいのだが、下の方に「彼氏に最低限手入れしてほしい毛」について女性に質問をしたアンケート結果が載っていて、ヒゲとかスネ毛とか書いてあるのだ。しかしこの商品はいずれの毛も処理できると書いているので、アンケートの結果は実は何の意味も無いのだ。いったい何のためにこの円グラフを載せたのだろうか。

別のページでは、背中の毛を剃る機械が紹介されていた。いつも商品のモデルに闇雲に白人を使うことを批判している私ではあるが、この商品の場合はナイスキャストだといえよう。しかし、犬でも猫でも毛はある程度あった方が可愛いのだし、嫌だとしても服を着ていれば見えないのだからわざわざ剃るほどのことはないのではないだろうか。

DVD『ザ・ファイナル』完成

今日発売の卓球王国に宣伝が載っているが、全日本選手権のダイジェストDVD『ザ・ファイナル』がやっと完成を迎えた。実は全日本選手権での撮影以来、ずーっとその編集にとりかかっていたために、ブログを書く余裕が無かったのだ。まだ若干の手直しが残っているが基本的には満足のいくものに仕上がっていると思う。卓球の試合を題材としたエンターテイメントとしてはアメリカのリフレックススポーツのものがあるが、日本でこういうものが作られたのは今回が初めてだ。

この作品がどれくらい市場で受け入れられるかは未知数だが、最高のプレーを最高の画質で後世に残すことができたことだけは確かであり、その点では昨年までの選手たちは不運としかいいようがない。どんなに素晴らしいプレーをしても、1回限りのその映像は撮影をしていなければどこにも残っていないのだ。

ここに至るまでの経緯やら苦労話はあるのだが、まあそれはある程度売れてから書こうと思う。

自衛隊マニア

弟のかつての職場に自衛隊マニアがいて、本人は自衛隊員でもないのに普段からそれらしい言葉を使うのだという。飲み会の幹事をやったときも「本日の開始時間は17時マルマル分」などと言うらしい。なんとも素晴らしいマニアがいたものだ。

そういうマニアにとってこの商品などは垂涎ものではないだろうか。それにしても、起床ラッパはそのとおりだからギリギリよいとして、武装ヘリの音で起こされるってどうなのだろうか。

困った自転車

先日の夜、最寄の駅から自転車を走らせていたら急にサドルがガクッと外れ、あやうく支柱の鉄棒で尻を破損するところだった。電灯で照らしてみると、なんと支柱のサドルとつなぐ部分が割れている。

それ以来、直すのが面倒だったので放っておいたのだが、今日、久しぶりに飲み会があるため、タクシー代をケチろうと昨日慌てて自転車屋に行って支柱とサドルを買ってきた。今まで使っていたサドルは硬くて痛かったので、この機会にと奇妙な形の「柔らかい」という売り込みのヤツを買った。支柱を買うにあたっては、直径を定規で測ったところおおよそ2.6cmぐらいだったので、店に行って2.54cmと書いてあるのを買ったのは当然のことだった。ところが家に帰って自転車につけてみるとスポスポとゆるくて全然固定できないではないか。1mmも違わない別の直径の支柱があるなどといったい誰が思うだろうか。後でネットで調べてみるると、自転車のサドルの支柱には統一規格が無くて0.2mm単位でさまざまなものが入り乱れているのだそうだ。これで他社のものを買わせない戦略だろう。

仕方がないので支柱にガムテープを巻いて太くして固定をして会社に向かって漕ぎ出したのだが、漕いでいる途中でガムテープが滑って支柱がスポッと一番下までさがり、異常にサドルを下げたまま漕いで大変疲れたのであった。しかもゆるいのでサドルが回転する。自分で買ったとはいえ、奇妙な形のサドルとあいまってなんとも腹立たしい自転車である。

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