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世界最高峰の卓球

素晴らしいニュースだ。http://www.world-tt.com/cgi-bin/europe/europe.cgi#8/10

ウクライナ卓球協会のメンバー14人が標高5,600mの山に登り、山頂で卓球の試合をするという人類初の快挙を成し遂げたという。近くギネスブックに申請するそうだ。私の記録といえば、割れたピンポン球でハナをかんだことやスキー場でリフトから小便をしたことぐらいだ(2007/9/28参照)。

我々も負けてはいられない。田村、出番だ!

スポーツオタクのVIP

昨日、日本の本社からVIPが数名、工場の視察にいらした。社員一同、緊張の趣で向かえ、滞りなく工場視察を終えることができた。

夜になって、VIPたちとの飲み会に参加せよとの連絡があり、行くことになった。そんな偉い人たちと何を話したものか、失言をして「ハイ、君クビね」などということになったらどうしようなどと不安になっていると(そんなことがあるわけもないのだが)妻が「話す必要なんかないの。偉い人たちはみんな話がうまくて話したがりで、それで偉くなったような人たちなんだから、盛り上げるように聞けばいいの。誰もお父さんの話なんか望んでないから」と言われた。なるほど、そう言われればそうだ、と気持ちが楽になった。

確かにVIPたちは全員が話が面白くて引きこまれ、とても楽しい時間を過ごした。中でも前社長についての話が可笑しかった。

事前情報で、VIPの中でもっとも偉いIさんは体育会系だと聞いていたので、いきなり「並べえ~っ!」「声が小さい!」などと言われてシバかれたりはしないかと思っていたが、そんなこともなく、むしろ隣の席の私に話題を振る気遣いさえ見せる人だった。

そのうち、私が卓球に詳しいことに話がおよぶと、そこから思わぬ展開となった。なんとIさん、卓球経験者というわけでもないのに卓球に詳しいのだ。荻村伊智朗の話を振ってくる一般人がいるとは夢にも思わなかった。71年の名古屋大会でのピンポン外交、90年代のスウェーデンの選手が左利きが多かったこと(確かに6人中、3人が左利きだった)というようなことまで知っていて、あろうことか「石川は可愛い」「彼女コンタクトなんだよね」「彼氏いるの?」などと言う始末だ。

実はIさんは体育会系というよりは自称「スポーツオタク」で、卓球について以上の詳しさで他のスポーツ全般について広く深く知っていて、オリンピックの記録やら用具の歴史などについての知識で頭が一杯の人だったのだ。それで、卓球に関しても素朴な疑問がいろいろとあるらしく(カットマンの戦略についてなど)それらの質問に答えて、とても喜んでもらえた。

卓球の話をするときはなぜかフォアハンドの素振りを入れながら話してくれたのだが、そのフォームもちゃんと肩が回っていて卓球部といってもおかしくないフォームだった(フォームのおかしい卓球部員には反省してもらいたい)。嬉しい驚きだ。

卓球に詳しいのはIさんだけではない。もうひとりのVIPであるMさんが、愛ちゃんや石川に言及したのは当然のこととして、荘則棟とベンクソンの名前を出したのには驚いた。荘則棟が前陣速攻で、後にスポーツ大臣になったなどという話をするのだ。他にも『タマス』だの『ニッタク』『協和発酵』などの単語を口走るのだから、いったい何者なのだろうかこの人たちは(さすがに『アームストロング』とは言わなかった)。

これまで、卓球に詳しいことが仕事で役に立ったことはほとんどないが、今回ばかりはスポーツオタクのVIPと楽しく語らう役に立ち、無駄なことというのはないもんだなと思った(二度とないと思われるが・・)。

最後にIさんに「卓球の話は面白いけど女の子にはウケないでしょ」と言われた。アウッ。

なお、宮根さんも得意の体操のウンチクを披露し、それもかなり盛り上がっていたので私も嬉しかった。

小林秀雄の実力

小林秀雄の『考えるヒント2』という文庫本を手に入れた。小林秀雄といえば昭和の知の巨人と言われ、大変な評論家なので、評論好きの私としてはぜひとも読んでみたいと思っていた。

ところがこの本、偶然にものっけから当時話題になっていたユリ・ゲラーの超能力ブームについて書いてある。大好きな話題だ。小林秀雄がどのように鋭くこのバカ騒ぎを斬るのかと期待して読んで驚いた。なんと小林は、ユリ・ゲラーのインチキ超能力を本気にし、「不思議を不思議として受けとる素直な心が少なく」「今日の知識人たちは根底的な反省を欠いている」などと書いている。こんな分析力でどこが知の巨人なのだろうか。

仮にユリ・ゲラーがインチキなら、それは手品のトリックである。それならトリックに精通したプロの手品師の意見を仰ぐべきだろう。素人の小林が判断できるわけもない。

知識人が反省を欠いているのはその通りかもしれないが、相手がユリ・ゲラーのヘタな手品では反省のしようもない。

最初にこの話を読んだので、後から出てくる柳田国男やら論語の話もすべてインチキっぽく思えて読む気が失せてしまった。

知の巨人といわれる小林秀雄といえども、苦手な分野もあるということなのだろう。少なくともこの分野では私の圧勝だ。がっかりした反面、アインシュタインを卓球でスコンクにしてやったような安心感も得ることができたので、まあよしとしよう。

TSPのパンツ

バタフライの契約選手なのに、銭湯で着替えるときに見たら、TSPのパンツを履いていたりしたら面白くないだろうか。面白くない?失礼しました。

大学スポーツの恐るべき目標

今月発売のニッタクニュースを読んでいたら面白い記事を見つけた。

東京富士大学の西村卓二監督のコメントが載っていたのだが、それが凄かった。彼によると、大学スポーツの最終的な目的は、卓球を通じて「良い母親になる力を養う」ことだそうだ。オリンピックや世界選手権に出るのでさえ、「良い母親になる」ための要素だという。なんと。卓球は「良い母親」になるための手段にすぎなかったのだ!

そして「良い母親」の要素は具体的には「優しい性格、知識、健康」だという(卓球をしない方が良いような気がする・・)。

す、す、素晴らしいっ!こういう人がアテネオリンピックで女子監督をやったおかげで福原愛がベスト8に入ったのだっ!

それにしても、卓球の指導にそんな目的があったとは。やっぱり張怡寧は世界一良い母親の力を身につけているのだろうか。

西村卓二、恐るべし。

卓球用品名入りパンツ

妄想はとどまるところを知らない。

思い切ってパンツに『タキネス』とか『スレイバー』とか書くのはどうだろう。ただし『ビヨーン』や「テンション系」などは誤解を招くので注意が必要だ。ましてや「皮付き」をや。

卓球メーカーブランドのパンツ

横浜でキラー・スピンのTシャツを入手したのだが、義母にえらく気に入られたので、勢いであげてしまった。卓球メーカーのTシャツが卓球に興味のない人に気に入られたのだから、喜ばないわけにはいかない。

それで、自分用にさらに色違いで3着を購入し、昨日届いたところだ。背中に金色に輝くtable tennisの文字とシルエット。素晴らしい。大満足だ。普段はTシャツの上に長袖シャツを着ているので、他人に見せるわけではない。卓球をプレーする情熱はとっくにないが、自分は卓球が好きであり、それに身を捧げているのだという証のために着ているのだ(私は隙あらばどこにでも卓球のユニフォームやジャージを着て行こうとするので家族にはすこぶる不評だ)。

同じことが下着のパンツにも言える。残念なことに卓球メーカープランドのパンツなど売ってはいないが、もしキラースピンブランドのブリーフやDONICブランドのトランクス、あるいはブライス印のパンツが売っていたら買わない理由がない。すべてのブランドのパンツを揃えて、自分は『全身卓球家』であることを確認しながら毎日悦に入ることだろう。

無謀だとは思うが、どこかの卓球メーカーが死んだ気になって作ってくれないものだろうか。デザインなんか関係なく、卓球ブランドなら無条件で買う卓球狂が相当数いると思うのだが。もっとも、それによってブランドのイメージがどうなるかは知らないが・・・。

死者の顧問

宮沢賢治の実弟の宮沢清六の本を見た。

著者紹介のところで驚愕した。彼は死者の身でありながら宮沢賢治学会の顧問をいまだに務めているらしい。さすが宮沢賢治の弟だ。

アメリカの食事

ときどきドーサンのインチキ日本食を紹介してきたが、意外にアメリカの食事は紹介していないことに気がついた。

普段、ドーサンのアメリカ人がどんな食事をしているのか、この写真を見てもらえばわかるだろう。なんとも脂ぎった食事。毒々しい色の菓子パン。こりゃあ太るわけである。しかしステーキだけはとても美味しい。