ウソをついている人の特徴

ネットの記事にはいつもながら笑わせられる。「ウソをついている人の特徴」は以下のようなものだそうだ。

■挙動不審になる
■おかしなことを言い始める
■落ち着きをなくす
■威嚇してくる

なるほどなあ。それにしても・・・教えてもらわなくてもわかるよなあコレ・・・。

高校の文化祭

息子たちの高校で文化祭をやっているというので、暇つぶしに行ってみた。焼きソバが大好きなので買ったら随分と量が少なかった。息子がやっている店でお好み焼きも買ったが、息子いわく「ソースとマヨネーズの味しかしないよ」とのことだ。それはそいうものだからいいのだ。

どういうわけか会場には東北大学の電気自動車がおいてあってデモをしていた。詳しい説明を聞かなかったので何が珍しいのかわからなかったが、自動車といわずに移動体システムと言い張っているところが可笑しかった。こだわっているのだなあ。


DVD『アウトオブコントロール』発売!

昨日発売の卓球王国に新しいDVD『アウト・オブ・コントロール』の宣伝が載っている。発売までの経緯も宣伝ページの隣に書いたのでそちらを読んでほしいが、このDVDはもともとドイツで作られたもので、それの日本語字幕を私が担当したのだ。これが楽しくもなかなかやっかいな仕事であった。なにしろ登場人物は全員がドイツ語で話しているのだ。私はドイツ語はわからないので、ドイツで発売されていたDVDの英語字幕を日本語に訳したのだ。ところが私の英語の理解が怪しいので、微妙に意味が分からないところが続出したのだ。

そこで制作者のドイツ人であるヨルグ・アドルフという人にいちいちメールで質問をして内容を確認したのだが、このアドルフも実は英語が苦手だという。つまりお互いに怪しい英語を駆使しての内容確認作業になったのだった。疑問点をすべて解消して字幕が完成したのが昨日である。アドルフに出したメールを数えてみたら全部で60通にもなっていた。当初から「別の仕事でとても忙しい」と釘をさされていたのにもかかわらず、特に面倒くさそうでもなく丁寧に怪しい英語で説明をしてくれた。

そんなわけで力作なので、みなさんご期待を!

息子たちにウケたギャグ

私のギャグが高校生の息子たちにウケることはまずないのだが、今日は珍しくウケたので紹介する。

どこかのラストランで、アルバイトの人が冷凍庫に寝そべった姿をネットに投稿し、店が閉店に追い込まれた事件に関連してだ。

「閉店するほどのことはないのになあ。本当はそこまでしなくてもよいのに、腹を立てた店側がわざと閉店することにしたのではないか。これが本当の店閉めだな」(田村が喜びそうなギャグだ)

エレベーターガール

私は常々、気の使いすぎはかえって他人の迷惑になることが多いなあと思っている。エレベーターに乗るとなぜかエレベーターガールになってしまう女性がそれだ。全員が降りる間に扉が閉まってしまうほど大人数が乗ったのならともかく、2,3人しか乗っていないのになぜかボタンの前に陣取って「開」のボタンを押して「どうぞ」などと言って他の人を降ろしてから自分が降りようとする。

一見、気が利いているようだが話はまったく逆だ。こんなことをされるとこちらが「あ、どうも」などと、本来まったく不必要な「感謝の気持ち」を礼儀として表現しなくてはらならなくなる。黙って扉の前で開くのを待ち、開いたらまっすぐ正面に歩いて降りればよいだけのなんとも安堵に満ちた気楽な瞬間が、無意味な親切の押し売りのおかげで不愉快極まりないものとなる。

そもそも一体何の親切のつもりなのだろうか。そんなエレベーターガールの真似事などしなくていいから、乗ったら足を止めずに速やかに一番奥まで歩いて行き、降りるときは普通に順番を守って真っ直ぐに歩いて降りる。このようにして欲しいものだ。

ギャグのバイブル

今回の下ネタを考えるにあたって、念頭にあったのはひとつのギャグマンガだ。それはかつてビックコミックスピリッツで連載された『サルでも描けるまんが教室』というマンガで、私のバイブルである。私はこれまでこれほど笑ったマンガはない。連載当時、会社の売店でスピリッツを立ち読みして堪え切れずに声を出して笑ったほどだ。

このマンガは「まんが教室」という体裁を備えてはいるが、実はマンガ全体のパロディーになっているのだ。そして私と同世代である作者(二人組み)が影響を受けた数々のマンガのエッセンスが随所にちりばめられている。そして実はその中に重要な真実までが含まれているというなんとも奥の深いマンガなのだ。しかも作中のマンガ家があろうことか作品内で連載を始めてしまい、そのマンガまで載せるという途方もない展開になってしまい、その作品も可笑しいのだ。

毎週これほどのアイディアを生み出すのは並大抵の努力ではないだろうと思い、読んでいてスリリングな気持ちになったほどだ。後に知ったところによれば、原作の竹熊健太郎はこの連載のために相原コージの近くに引越し、ほぼ合宿状態だったという。毎週、締切りでやっと原稿を出した後の打ち合わせは、最低でも8時間、多い時では12時間3日連続ということもあったという。本人たちも「あんな連載は二度とできない」というマンガだったのだ。

下ネタ完成!

ついに、原稿に十分な量の下ネタが出揃った。あとは順番を入れ替えたりつながりを自然にする剪定作業だけとなる。よかった。一時はダメかと思ったがずっと考え続ければなんとかなるものだなとあらためて思った。最後に出てきたネタは昔からあるベタなネタではあるが、卓球の原稿に入れ込むとそれなりに面白いと思う。「答は目の前にあった」とでもいうような感じだ。

あまりに嬉しいので、最後に出てきたネタをちょっと披露すると「前・日本代表女子チームがマツモトキヨシ店内でバック面に貼るラバーの厚みについて議論しながら大声で監督の名を呼ぶ」という状況だ。

痛い歯医者2

昨日の歯医者もやっぱり痛かった。昨日は新記録で、今までに経験したことのないような痛さを味わった。仮に詰めてあるモノをとろうとして器具を使って力を入れて歯を下方向に押していて、途中で外れて器具が舌を直撃したのが2回。あと、歯を削るための回転物が歯から弾かれて動いて舌に触ったのが1回。その後、舌が邪魔なのでサスマタみたいなものでよけるのはいいが、奥のほうに押すので、何度も咳き込んだり吐いたりしそうになった。手元のコントロールが悪く、器具の操作をする前に前歯にバララッと当たったこともあった。

いずれも、この年になって初めての経験だ。

卓球の下ネタ

最近の私の卓球王国の原稿に切れがないと編集部で評判らしいので、ここいらで一発爆笑させてやろうと、来月号用に卓球にからめた下ネタを書いている。二つほどよいネタが出たから気をよくして書き始めたのだが、そこから続かず止まってしまった。なにしろ中学生も読む雑誌に書くのだから、あまりにグロな表現ではいけないし、単に汚いとかエッチならよいわけではなく、とにかく可笑しくなくてはならない。

あまりに何も思いつかなくてここ1週間ほどは「この他にはネタは存在しないのではないか」「本当にこのテーマで進んでよいものだろうか」と不安になって落ち込んでいた。下ネタが思いつかなくて落ち込むというのも私ぐらいのものだろう。

毎日少しづつ考えていたおかげで一昨日あたりからチョロチョロと良い案が出てきて、あと3分の1ほどを残すのみとなった。なんとも楽しい気持ちだ。

Iさんとの痛飲

先週末は、今野編集長の高校時代の卓球部の1年後輩のIさんという方とお酒を飲んだ。現在、単身赴任で仙台在住であり、私の連載やこのブログを愛読していただいているというありがたい方である。今野さんからご紹介をいただき、今回お会いした次第である。

当然、話は今野さんの高校時代の話になった。現在の今野さんや、以前、編集をしていた「TSP卓球トピックス」の内容からすると、卓球に関してあまり厳しい感じを受けないので、学生時代に荻村伊智朗の青卓会に入ったこととあまり結びつかなかったのだが、聞いてみると、かなりストイックだったということがわかった。

今野さんは高校2年のときに過度の偏食による貧血で、どんどんと持久力がなくなって、ついにはグラウンドを1周もできなくなって入院をしたのだという。治療の結果、よくなって退院すると、急に体力がつき、キャプテンとしてメチャクチャなトレーニングを部員に課し始めたという。ランニングは10キロ、腕立て腹筋うさぎ跳びなどをやりすぎなくらいにさせ、ついには今野さんの同期10人のうち6人が退部したという。その中には2番手、3番手の選手もいて、新人戦で地区ベスト4に入った選手もいたという。うさぎ跳びで膝を壊して退部した人もいたという。

厳しいのはトレーニングだけではなく、部活をやっていると急に集合をかけて並ばせて、「おまえらタルんでるぞ」と説教をしたりもした。卓球レポートを隅から隅まで読み込み、精神論にも余念がなかったらしい。

指導は高校を卒業してからも続いた。指導好きの卓球人によくある光景だ。今野さんはなんと浪人しているにもかかわらず高校に行って指導をしたという。Iさんの高総体のときには、あきらかに対戦相手のことを知らないにもかかわらず、相手ごとの「戦術」について便箋6枚にしたためた手紙を東京から送ってきたという。それくらいの創作能力がなくては卓球雑誌は作れないということか。

今野さんは当時、今ほどは持っている人が少なかった、カメラを持ってきて後輩のプレーを写したという。Iさんは、首を回してインパクトを見ているからエライと誉められたことを覚えているという。

今野さんの指導は卓球だけではない。音楽もだ。今野さんのベストセレクションのブラックミュージックを46分テープに入れては送ってきたという。それは「ベスト1」から「ベスト20」まで延々20巻にもなり、さらになぜかシリーズをあらため「ししゃも1」からまた10巻ほど続いたという。このあたり、私には今野さんの気持ちが痛い(イタい)ほどよくわかる。私の場合はビートルズを中心としたものだったが、ほとんど同じようなことをしては後輩に配っていたのだ。

今や世界卓球界を牛耳る今野さんであるが、そのルーツの一端を垣間見た5時間であった。

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