『唐橋卓球』という店にも行って来た。日本の唐橋卓球との関係はわからないが、なぜか卓球王国がおいてあった。
通りに面したショーウインドウに心躍る卓球オブジェが置いてあったので、つい「これは売り物ですか」と聞いて店員に呆れられた。何でも買ってやろうという考えはよくないと思うのだが、欲しいのだから仕方がない。私はこういうもの以外、欲しいものなど何もないので許してほしい。
そのくせこの店でも何も買わなかったのだから我ながら性質が悪い。
台北の街並みが本当に好きだ。余生を過ごしたいと思うほどに惹かれる。日本でも小さな路地裏で楽しげな飲み屋や雑貨屋などがあって祭りのような楽しい雰囲気のところがあるが、台北市はそれが全部なのだ。しかもそれらがいちいちレトロな雰囲気で楽しい。わざとではないと思うが、まるでわざと風情を出しているのかと思うほどだ。
なにもかもがこじんまりとごちゃごちゃしていて、まるでジオラマの世界に入ったようである。
『真心素食』ってんだから面白い。わかる、意味は分かるぞ。しかし面白い。
さて、このコーヒー店はいったいどんなコーヒーを出すのだろうか。興味は尽きない。
夕飯は、『真心素食』の近くの、いい感じに寂れた店に入った。
本当は韓式と書いてあった麺を頼みたかったのだが、ないというので仕方なく日式の味噌麺というのをほぼ強制的にオーダーさせられた。ただの味噌ラーメンかとがっかりしたが、出てきたものは違っていた。
なんと、味噌ラーメンではなくて味噌汁のスープに、人参、ワカメ、焼き豚、それに日本蕎麦が入っていたのであった。店主が自信たっぷりに薦めただけあって、まずかろうはずがないが、ほんの少しだけ珍しい味ではあった。
今日から本業の仕事で台湾の台北市に来ている。
日中の仕事が終わった後に、ネットで卓球用品店を調べてさっそく「長城卓球」という店に行ってきた。
天井に卓球台のオブジェがあったりしてなんとも心躍る店であった。このオブジェの縁の色は何秒毎かに色が変わる楽しさであった。
感心したのは、ラバーの展示の方法だ。すべてのラバー毎に実物の切れ端が展示してあり、触ったり匂いを嗅いだりし放題なのだ。さすがに匂いは抜けている思うので嗅がなかったが。これは台湾ではどこでもそうなのかと聞くと、そうではなくこの店のオーナーのオリジナルのアイディアだという。天井のオブジェもオーナーが考えたらしい。
誰かのサインがあるなあと思ったら塩野選手のだった。こんなところにまで来ているとは偉い。偉いぞ塩野。
店員の方が日本語を勉強しているとあって、日本語でいろいろと説明してくれた。卓球をやっているのかと聞くと、卓球とバドミントンとバスケットボールを健康のためにやっているという。そういうことか・・・。
とても親切で可愛い御嬢さんなので写真を撮らせてもらった。このブログについても教えたので何か書いてくれるものと思われる。
これだけネタを提供してもらいながら何一つ買わずに店を後にした台北の夜であった。
ラジオ出演は無事に終了した。前回の文化放送のときはあまりに緊張したので、今回はよっぽど酒でも飲んで行こうかと思ったが、バレると恥ずかしいので止めた。
また、鎮静剤で眠くしてわけがわからなくする手も考え、錠剤を持参したのだが、結局はこれも止めた。
酒や薬に頼る癖をつけておくと、今後同様の機会があった時に手放せなくなるので、ここは一発乗り越えておこうと、あえて手ぶらで参戦した。大げさだが。
決心したからというわけでもないが、二回目だけあって前回よりはうまくできて一安心だ。慣れたとでもいおうか。若干、アドリブが利かず、ベストの受け答えができなかった部分はあるが、それはまたいつの日かのためにとっておこう。
大学生の長男が深夜までゲームばかりしているのでつい「お前、一日に何時間寝てるんだ?」と聞いた。
すると長男「ん?家で?」
「家でって、他にどこで寝るんだ?」
「学校でも寝てるから」
睡眠時間にカウントできるほど授業中に寝てるのか・・・
一昨日、TBSラジオというところから出演依頼のメールがあった。先月の卓球王国で「スケジュールはいくらでも空いてる」とアピールしたのが良かったのかもしれないが、依頼の経緯まだわからない。
依頼があったのは「安住紳一郎の日曜天国」という番組だ。
私の出演は5月31日の11:00~11:30の30分間で、生放送だ。
http://www.tbs.co.jp/radio/nichiten/
先日の世界卓球やら「昨今の卓球界」についてがテーマだという。世界卓球はともかく、私に昨今の卓球界などという大きな話を語らせて良いのだろうか。と、自分で言うのもなんだが、まあ、依頼があったので語ってよいのだろう。
喜んで今野編集長に報告すると「条太さん、話は面白くないから俺が代わりに行くよ」と返事があった。今野さんの駄洒落よりはマシだと思うのだが・・・・。
というわけで、少しでも面白く話せるよう準備をしたいと思っている。
出張先の飲み屋で、あるミュージシャンと出会った。
「仙台の人はみんなホヤが大好きで夏のスタミナといえばホヤと言われている」などと言う話が聞こえてきたので「私は仙台に30年以上住んでいるがホヤは嫌いだし夏のスタミナがホヤなどとは聞いたこともない」と話に割って入った。
それでよくよく聞くと、その人は佐賀出身のミュージシャンで、オリジナルの曲で全国のライブハウスなどを回って生計を立てているという。
名前は千綿偉功(ちわたひでのり)という人で、なんと昔、ヤマハの大会でグランプリを受賞して東芝EMIからメジャーデビューしたこともあるという(当時はCHASEという二人組)。それで全国を回っているので、仙台のことも話題にしていたというわけだ。
30歳ぐらいかなあと思ったらなんと43歳で、さすが見られる仕事をしている人だと思った。
ミュージシャンになる人というのは一体どういう人なのかと思い、いろいろと経緯を聞いてみた。面白かったのは、特にあこがれたミュージシャンはなく、とにかく幼少の頃から歌うのが好きで、どんな音楽でも構わなかったという。演歌、歌謡曲、ロック、校歌など、歌えればなんでも良かったそうだ。
中学のときには友達に誘われてボウイのバンドに参加し、高校ではアースシェイカーのバンドに参加し、なんと高校卒業すると同時に楽器を持って四人で、住むところも決まっていないのに上京したという(最初は先輩の家にお世話になったそうだ)。
さすがにそれは何の成果もなく2年で終わり、その後、二人組になってデビューしたと言うわけだ。ちゃんとウィキペディアにも載っているし(自分では書いていないのでファンが書いたものらしい)、ブログも書いているようだ。
次に仙台に来るときはぜひとも行ってみたい。ホヤはともかく。
昨日より、世界選手権の速報のため、中国・蘇州に来ています。
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