たまには卓球のことでも書くか。
昨年、卓球王国のコラムでも書いたが、私の興味は個人戦の組み合わせの中国人留学生の配置である。
高体連卓球専門部のサイトに組み合わせが載っていた。
http://www.koutairen-ttf.net/gijiroku.html
その結果、以下のことがわかった。なお、中国人留学生かどうかの判断は名前を見ての推測なので、もしかしたら一人ぐらいは見落としや誤解があるかもしれない。
【男子シングルス】
中国人は11人出場しているが、各8シードに入れられているそれぞれの人数は0,0,2,0,0,5,4,0 で、ベスト8には3人しか入れない。
【女子シングルス】
中国人は11人出場していて、各8シードに入れられているそれぞれの人数は0,5,4,0,0,2,0,0 で、ベスト8には3人しか入れない。
これは毎年なのである。もしかしてそういう組み合わせのルールがあるのかと思って誰かに聞いたことがあるが、そんなルールはないという。これと同等以上の偏りが偶然に起こる確率は・・意外と難しい。偏り具合の指標をどうしたらよいかよくわからないのだ。誰か計算して掲示板にでも書いてください。まあ、計算するまでもあるまいが。
中国人を入れている学校の先生、入れていない学校の先生、高体連、この3者間(当然、選手はカヤの外だろう)でのかけひきがいったいどのように行われているのか、大変興味深いところである。難しいことだけは間違いないだろう。卓球ファン諸君、試合の組み合わせ表には、戦う前のそんな攻防が隠されているのだ。試合だけではなく、組み合わせ表に印をつけて、こちらも楽しもうではないか。
それにしても・・団体戦は組み合わせを公開抽選会などしていただけに、つくづく感慨深い。人間とは本当に興味深い存在である。