今日の日経新聞の夕刊の書評になんと『ようこそ卓球地獄へ』が取り上げられている。「目利きが選ぶ今週の3冊」というコーナーで、スポーツライターの藤島大という人が、マイクタイソンについての本と、サッカーについての本と並んで『ようこそ卓球地獄』を星4つで選んでくれているのだ。
感激だ。あんまり嬉しいので全文を引用しよう。
高貴なる競技なのに、ちょいとマイナー感がつきまとう。列島唯一の「卓球コラムニスト」の軽妙でふいに鋭利な筆致を支えるのは主流でない自覚と愛と自尊である。
さすがプロだ。たったこれだけの限られた字数でこの本の本質をなんと的確に表現し得ていることか。これがセールスにつながればなお良いが、正直に言えば、これまで読んでくださった方々の評判でもうとっくに満足している。