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卓球用具レビュー

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トラブルメーカー[ジュウイック]

●粒高ラバー
●¥5,990+税
●厚さ:1.3・1.0・0.6㎜・OX

ブラボールで攻守自在。
ならず者の次は“やっかい者”だ!

 待望の新作ラバーが登場!と色めき立つのは一部の界隈だけか。しかし、大手メーカーからは新製品が少ない粒高というジャンルだけに、少数の愛好家からの食い付きは十分だろう。
 新作を送り出したのは、やはりドイツ発の〝くせ者〟ブランド、Dr.(ドクトル)ノイバウア。一番人気の『デスペラード』の続編『デスペラード2』も好評だが、完全新作という形でリリースされたのが、この『トラブルメーカー』(やっかい者)である。
 DESOERADO(デスペラード)はならず者。他にもVIPER(バイパー=毒蛇)、GANGSTER(ギャングスター)など、毎度いかがわしさ満載の商品名を持ってくるDr.ノイバウアらしいネーミングだ。
 さて、このやっかい者は、プラスチック製ボールへの対応を考えて誕生した。以前のセルロイド製ボールよりも回転量が減ったことで、粒高特有の変化も減少し、プレーが単調になってしまったという悩みを持つ粒高プレーヤーは多い。
 そこで、プラボールでのドライブと無回転ボールへの対応を考慮して設計されたのが、このラバー。対ドライブのカット性ブロックで威力を発揮する一方で、回転量の少ないボールに対するブロックや、当てるだけの受け身のブロックでも低くコントロールすることが可能だ。粒形状は『デスペラード』と比較すると若干太く、間隔は狭いが、全体的には極端な設計ではない。ゴム質は軟らかく、ブロックは低弾性でコントロールしやすい一方で、プッシュなど攻撃的打法もやりやすい。プラボールでの粒高は守備一辺倒では勝ちにくいと言われるが、『トラブルメーカー』なら攻守自在のプレーで活路を見出せそうだ。
 このラバーを貼ればやっかい者になれるのか。当然ながら、そこは使い方によるだろう。単に入れるだけのプレーもやりやすいが、粒高の可能性を引き出す様々なプレーに挑戦したい。トラブルを巻き起こせるかは、貴方次第だ。

長く、間隔はやや狭めの粒形状。ゴム質は柔軟、配列は横目