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卓球用具レビュー

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ハヤテ44[ニッタク]

●ラージボール用表ソフト
●厚さ:MAX・特厚・厚

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青き疾風(しっぷう)、颯爽(さっそう)と。
コートを抜き去る
圧倒的スピード感!

 「あの青いラバー、速いよね」。そんな会話をラージボールの試合会場で耳にした。その「青いラバー」とは『ハヤテ44』。ラージ界でも圧倒的な支持を持つニッタクが昨年の春にリリースしたラバーで、鮮やかブルーのスポンジがトレードマーク。今年の全日本ラージボール選手権で表彰台に上がった選手のラケットサイドにも青のスポンジが見受けられた。
 ラバーの開発を担当したニッタク企画開発部の山本悠太さんに『ハヤテ44』について話を伺った。
 「ラージボール用ラバーを開発する中で、重視していたのは硬式の裏ソフトや表ソフトのような感覚でプレーできるラバーでした。『ロイヤルラージ』や『モリスト44』でこれらを実現してきましたが、引っかかりの良さはそのままに、中陣からでも十分な飛距離の出るラバーが欲しいという要望があり、『ハヤテ44』の開発に着手しました。
 開発で最も力を入れたのがスポンジ。硬度や材質を変えながらトライ&エラーを繰り返し、求めていた性能に辿(たど)り着きました。性能だけでなく見た目にもインパクトが欲しいと思い、スポンジカラーには青を採用しています」
 ニッタクには回転性能を追求した『ジュエルラージ』、スピンとスピードのバランスに優れた『ロイヤルラージ』と人気を博すラージ用ラバーがあるが、この『ハヤテ44』はスピードに関して高いスペックを持つ。全国ラージボール大会で優勝経験のある選手数名に話を聞いても、弾みとスピードは他のラバーに比べ圧倒的だと語る。その半面、台上など細かい技術に関してはややコントロールが難しいというが、ガンガン攻めるスタイルや速攻型の選手にうってつけのラバー、という声が多かった。
 実際に試打してみると、スピードだけでなく、引っかかりも上々。そして飛距離の出にくいラージにおいて、軽々ボールを飛ばせる爽快感も魅力的に感じた。片面に『ハヤテ44』、もう片面には回転を重視したラバーを貼って球質差を出したり、プレーのバランスを保つのも良さそうだ。
 昨今(さっこん)はラージ用ラバーでも回転性能を重視した商品が多いが、そこにはないスピード性能が魅力の『ハヤテ44』。ラージでは諦(あきら)めかけていたコートを駆け抜けるようなスピード感、快速プレーをこのラバーなら叶(かな)えてくれるかもしれない。

スポンジ硬度は22.5度。ニッタクのラージ用ラバーの中ではやや硬め

担当:王国編集部