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レゾライン リフォネス[バタフライ]

●卓球シューズ
●カラー:ネイビー、ライム、マゼンタ
●サイズ:ネイビー22.5~30.0cm(16サイズ)、
 ライム、マゼンタ22.5~28.0cm(12サイズ)

躍動する
最高峰
フットウェア

 8月1日に登場した『レゾライン リフォネス』。バタフライが卓球シューズ『レゾライン』シリーズにおける「フラグシップ(最高峰)モデル」に位置づける新製品だ。価格も1万2千円+税と、他社も含めて最高峰の価格帯。6月の世界選手権では水谷隼(木下グループ)が履(は)き、また8月1日現在、ボル(ドイツ)、張本智和(EA)、荘智淵(チャイニーズタイペイ)らが着用している。錚々(そうそう)たるメンバー、価格設定、そしてプロモーションの力の入れようを見れば、バタフライの自信がうかがえ、一般卓球愛好家にとっても注目せざるをえない一足と言えるだろう。
 この『リフォネス』は、豊富な契約選手をかかえるバタフライが、トップ選手からの要望を取り入れて開発したという。アッパー部について最も重視したのはフィット感。新開発のラスト(足型)を採用しフィット感を高めるとともに、アッパー前足部を合成樹脂のKPU素材で覆(おお)うことで、激しい動きでもしっかりと足をホールドしてくれる。
 ソール部については衝撃吸収性・弾性・安定性を追究した。かかと部分には衝撃吸収材、前足部には高反発の素材をそれぞれ採⽤し、弾性(クッション性)を向上。加えて、アウトソールにねじれ防止の機能を付加し、安定性も高めている。安定性を高めて衝撃を吸収しつつ、弾性を高めるという、相反する要望を共存させたソール設計となっている。
 他にも、すり足によるフットワークをサポートするかかと部ミッドソールのブリッジ型、シュータンのズレを防ぐ片止めシュータンなど、こだわりは細かい。
 実際に着用すると、第一印象は足全体をしっかりとホールドし、特にかかと周りの安定感とクッション性を感じる。トップ選手の激しい動きをサポートしつつ、足にかかる負荷を緩和してくれそうだ。全体的にはクッション重視タイプに部類される一方で、前足部は床をつかむ感覚、いわゆる素足感覚も感じられる点も特徴的だ。
 バタフライ渾身(こんしん)の自信作『リフォネス』。総合スポーツ用品メーカーの卓球シューズが人気である現在の市場に、“卓球メーカーの雄”が投じた一石が、大きな波紋を呼ぶのか。まだまだ続く大会シーズン、選手たちの足元にも注目したい。

担当:王国編集部