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卓球用具レビュー

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ラザントグリップ[アンドロ]

●テンション系裏ソフトラバー
●厚さ:2.1・1.9・1.7mm

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ようやく時代が追いついた!?
セールス好調のワケは
プラでも揺るがぬ驚異のグリップ力

 今からおよそ1年前にリリースされたあるラバーが、ジワジワとセールスを伸ばしているという。そのラバーとは、昨年4月にアンドロが発売した『ラザントグリップ(以下グリップ)』だ。
 『ラザント』シリーズといえば、鮮やかなグリーンスポンジが目印のスピン系テンションラバー。シリーズ最新作の『グリップ』のウリは、名前のとおり、ボールをつかむグリップ力。インパクトの際にボールがすべらず、グリップ力抜群のシートでグッとつかんで回転量のあるボールを生み出してくれる。現在各メーカーから続々とリリースされているプラスチックボール対応ラバーのトレンドである“グリップ力”をいち早く謳っていたラバーである。
 なぜこのラバーが今になってセールスを伸ばしているのか、アンドロジャパンの山崎譲治さんに話を聞いてみた。「プラスチックボールへの移行で、回転力・グリップ力をキーワードにラバーを選ぶ選手が増えており、その中で『グリップ』に興味を持ち、実際に使用した選手からの口コミで情報が広がり、ユーザー増加につながったのではないかと考えています。海外でも『グリップ』の性能は高く評価されており、セールスを伸ばしています。プラスチックボールでもセルロイドボールと同じように高い回転性能、スピード性能を発揮できると好評で、幅広い選手層が扱えるラバーです」。
 実際に試打をして印象的だったのが、トータルバランスの高さ。台から下がった際、飛距離に少々の物足りなさは感じたが、打ってよし、守ってよしで操作性も高い。ドライブはやや直線的な弾道だが、ウリであるグリップ力のおかげで、安定してボールがコートに収まってくれた。スポンジ硬度は45度と硬すぎず、軟らかすぎずの硬度で、上級者はもちろん中級者のインパクトでもラバーのポテンシャルを充分に引き出すことができる。選手も技術も選ばない、オールラウンドなラバーだと感じた。
 セルロイドボールのみが使用されていた発売当初から高い評価を得ていただが、プラスチックボールへのレスポンスの良さで再び注目を集め、より多くのユーザーを取り込むことに成功した『グリップ』。プラスチックボールへの移行も追い風に、さらに多くの選手のハートをつかみ、リピーターを増やしていきそうだ。

●広めの粒間隔でややソフトなシートに『ラザント』の代名詞、気泡の荒い緑のスポンジを搭載

担当:王国編集部