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卓球用具レビュー

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ヴェガ ヨーロッパ DF[XIOM]

●スピン系テンション裏ソフト
●厚さ:MAX・2.0・1.8mm

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大ヒットラバーのさらなる進化。
プラ対応の新世代『ヴェガ』登場

 2009年に登場し、現在まで大ヒットを飛ばしている『ヴェガ ヨーロッパ』。ドイツ製スピン系テンションの初期型ラバーながら、扱いやすさと試しやすい価格、何より日本人好みの軟らかさが受けて、スピン系の入門ラバーのような位置を確立している。その後、次々に性能の高いスピン系が登場しているが、『ヴェガ ヨーロッパ』の売り上げは落ちず、ユーザーに根強く浸透していた。しかし、ファンとしては“プラボール対応”の『ヴェガ ヨーロッパ』を望んでいるだろう。プラボールになったことで、選手が一番変化を感じている回転量だ。そのパフォーマンスを向上させた『ヴェガ ヨーロッパ DF』が登場した。
 一般的に「DF」と言われると、「ディフェンス」と思われがちだが、これは「ダイナミック フリックション」の略。エクシオンがプラ対応ラバーに名づけた技術で、『オメガV』にも採用されている“プラ対応”の目印だ。「オメガのようなグリップ力のあるトップシートをヴェガに採用しました。従来の『ヴェガ』よりも引っかかりがあり、なおかつ重量は軽くなっています」(エクシオン・金俊洙さん)。
 なぜ重量が軽くなっているかというと、スポンジ硬度を5度下げて、37.5度に設定しているためだ。軟らかくボールを食い込ませて、強いトップシートで回転をかける。軽打でもボールがキュッと上方向に飛び出す感覚があり、コントロールが非常に良い。4月発売の『ヴェガ アジア DF』は42.5度のスポンジ硬度で、こちらも少々軟らかくなっている。
 軽さや扱いやすさというイメージそのままに、『ヴェガ』の名前を引き継ぐ『DF』。ただし、直線弾道のミート打ちやスピード性能は従来の『ヴェガ』のほうが上なので、好みに合わせて選びたい。
 プラスチックボールになっても大ヒットラバー『ヴェガ ヨーロッパ』は揺るがないだろう。その中でも、ややスピン性能に不満を持っていた人には『ヴェガ ヨーロッパ DF』という新たな選択肢ができたのだ。一番気になっていた価格も4200円(税別)と、まさにヴェガ価格。ただただ強い。プラ時代でもヴェガ旋風は猛威を振るっている。

粒間隔の広いトップシート、スポンジともに軟らかめで食い込みの良さを生み出している

担当:王国編集部