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オメガVIIヨーロ[XIOM]

●スピード系テンション裏ソフト
●MAX・2.0mm

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心地良い打球音から
放たれるスピードボール。
前陣プレーに威力を発揮する
『オメガVII ヨーロ』。

 ディープランニング(深層学習)による数十億のビッグデータから「勝つための確率」を解析(かいせき)して誕生した『オメガVII(セブン)』。裏ソフトラバーに定評のあるエクシオンが培(つち)ってきたノウハウに、AI(人工知能)による研究、開発を加えたことで、全く新しい性能を持つ裏ソフトラバーが誕生した。
 『オメガVII』は4つの異なるモデルが存在するが、昨年12月に先行発売されたのは『プロ』と『ヨーロ』の2モデル。巨大な気泡のスポンジで業界を驚愕(きょうがく)させた『プロ』はスポンジ硬度が47.5度と硬めで上級者向きのラバーだが、ここで紹介する『ヨーロ』は42.5度と軟らかいスポンジを搭載。『オメガVII』シリーズの特長であるスピード性能の高さを備えながら、中級者が安心して扱えるモデルになっている。
 「『オメガVII』シリーズはエクシオンがトップ選手に向けて開発を進めたラバーですが、シリーズの中に高い性能を持ちながらも使いやすいラバーを入れることも考えました。『ヨーロ』はトップシート、スポンジともに新しい配合によって作られていて、打球スピードを落とさずにコントロール性能を高めたラバーです。インパクト時の打球音の高さも良い評価をいただいています」とエクシオンの金俊洙(キム・ジュンス)さん。
 『オメガVII ヨーロ』を日本の実業団で活躍する男子のトップ選手に打ってもらったところ、次のような感想を得た。
 「特殊素材ラケットに貼って試打しましたが、インパクト時の打球音が高く、心地良いですね。ブロックの安定感が素晴らしく、相手の強打に負けずにコート深くに入ってくれます。自分から攻撃した時は、前陣でのカウンターや弾くようなミート打ちで性能の良さを感じました。厚さはMAXを使いましたが、ラバーの重さを感じなかったので、中級レベルの選手でも厚めを使うと、より威力のあるボールが出るのではないでしょうか」。
 スピード性能に優れながら、ボールが弧線を描くので安定した打球を可能にした『オメガVII ヨーロ』。前陣でカウンターやブロックでチャンスを作り、スマッシュやバックのミート打ちで得点を奪う選手にはもってこいの1枚だ。

『オメガVII ヨーロ』(上)と『オメガVII プロ』(下)。スポンジの気泡の大きさの違いがわかる

担当:王国編集部