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卓球用具レビュー

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ヴァルモ[ヤサカ]

●テンション系裏ソフト
●厚さ:特厚・厚・中厚

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『マークV』のVを継承するラバー
伝説は受け継がれる

 製品名の『ヴァルモ』の『V』の字を見るとピンと来るかもしれない。ヤサカの大ヒットラバー『マークV』のVだ。『マークV』の流れを受け継ぎ、次のステップアップを図るラバー、それが『ヴァルモ』なのだ。
 『マークV』の特徴と言えば高品質な日本製、グリップ力、そして適度な弾みとコントロールだ。20年前は世界チャンピオンも使用する高性能ラバーだったが、ラバーの飛躍的な進化により今や初級者に勧められる入門用ラバーになっている。『マークV』で卓球を始める選手は多い。だからこそ、『マークV』の感覚のまま、性能を向上させたラバーが必要だったのだ。
 「ヤサカには『ラクザ』という上級者向けトップラバーがあります。しかし、『マークV』との差があまりに大きいため、使いこなせないという人も多い。そこで『マークV』と『ラクザ』の中間的な性能で、レベルに合わせてラバーをスムーズに移行できるように『ヴァルモ』を開発しました」と語るのはヤサカ商品企画広報部の矢尾板駿氏。『ヴァルモ』は日本製ラバーの独特なグリップ力と、『ラクザ』のようなスピン性能、そして『マークV』のようなコントロール性能を兼備していると言う。
 実際に打ってみると、確かに『ラクザ』に近い感覚でボールが上にあがる。回転や飛距離は『ラクザ』には及ばないものの、適度な弾みはむしろ安心感がある。そもそも『マークV』が好まれる理由は「打ってよし、守ってよし」の攻守のバランスが高いからだ。『ヴァルモ』にはブロックのしやすさや、ミート打法のやりやすさなどが突出しており、最新のスピンテンション系ラバーにはない別の魅力があると感じた。
 自分のレベルが上がり、新しいラバーに挑戦したい時、いきなり高性能なスピン系テンションにすると上達の妨げになる恐れがある。急がず、着実に、そして大きく飛躍するためには自分に適した大きさのジャンプ台が必要なのだ。『マークV』から『ヴァルモ』へ。伝説のラバーは継承される。

『マークV』と同じく天然ゴムを主体とした日本製だ

担当:王国編集部