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卓球用具レビュー

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アステリア S[スティガ]

●テンション系裏ソフト
●¥3,800+税
●厚さ:特厚・厚・中厚・中

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このシートは“スベらない”。
快音テンションラバーで
軽快にレベルアップだ!!

 猛暑の2018年夏、負けじと熱い動きを見せたメーカーがスティガだ。日本の現地法人『スティガ・スポーツ・ジャパン』の立ち上げから1年。7月にはラバー・ラケットとも数多くの新製品を日本市場でリリースした。 
 この『アステリア S』も新作の裏ソフト。3800円という価格帯から推測できるように、初・中級者用の「ステップアップ」ラバーだ。まずはその特徴を、元日本代表でスティガスポーツジャパンのマーケティング担当として奮闘する塩野真人さんに解説してもらおう。
 「スポンジ硬度は40度前後で、硬すぎず、軟らかすぎずで食い込みが良い。しっかりボールを持ってくれるし、コントロールが良くてミート打ちもやりやすい。トータルの性能に優れたラバーです」
 この価格帯のテンション系ラバーに対し、「トップシートが弱くて回転がかからない」というイメージを持っているユーザーもいるだろう。しかし、塩野さんによれば『アステリア S』を試打してもらったり、自分で打ってみた感覚として、「ボールが落ちない」という意見が多いという。トップシートを強化して、劣化を防ぐとともに、滑りにくいラバーに仕上げているからだ。
 もちろん、滑りにくいと言っても硬めのスピン系テンションのように、ボールを「食う」ような強烈なキックはない。しかし、しっかりボールを受け止めるスポンジと、ほど良い硬さのトップシートでボールをグリップし、台上技術もやりやすい。
 もうひとつの大きな特徴が「快音」だ。特にミート打ちではガンガン音が鳴る。使っている選手は調子を上げていけるし、対戦相手は思わずひるむ。プラボールをバシバシ叩きたいジュニア選手やレディースの選手には、この快音をぜひ体感してもらいたい。
 「このラバーを使って『体でフォームを作る感覚』をつかんでほしいですね。最近はかなり早い段階からスピン系テンションへ移行していきますが、体を使って打つ感覚を覚える意義はやはりあると思います」と塩野さんは語る。「もし自分の子どもが『卓球をしたい』と言ったら、安定感があって感覚が良い、このラバーを勧めますね」。
 高い支持を得るラケットと同様、ラバーでも突出した個性より、性能のトータルバランスを重視する姿勢がうかがえるスティガ。まだまだ続く暑さにも負けず、ガッチリ基礎を固めたいというアナタにとって、『アステリア S』は実に頼もしいパートナーになるはずだ。

『アステリア S』の「S」は「ソフトフィーリング」。気泡が密(みつ)なスポンジはやや軟らかめ

担当:卓球王国編集部