●カラー:
ホワイト×ブルービューティ、
ホワイト×レッドゼスト
●サイズ:
23.0~29.5cm(ブルービューティ)、
22.5~26.0㎝(レッドゼスト)
アディダスと言えば連想するのはロゴの3本ラインだ。街中では3本ライン入りのスニーカーをよく見かけるし、他のスポーツでも3本ラインのアディダスシューズを履(は)いているアスリートをよく目にする。今回紹介する『TT10』は、そんな世界屈指のスポーツメーカーが作った卓球専用シューズだ。
実際に履いてみると若干(じゃっかん)横幅が狭く感じるが、きついというよりむしろ足にフィットする感じだ。最初のうちは全体的に『硬さ』を感じたが、履き込むうちに足になじんでくる。特筆すべきはアウトソールの形状と、そのグリップ力の高さ。他のシューズはアウトソールに凹凸(おうとつ)があるデザインが多い中、『TT10』はかなりフラットに近い。一見グリップ力がなさそうに思えるが、プレーをしてみると大きく飛びついてもしっかりシューズが止まり、衝撃を吸収してくれる。また前陣での細かいステップも地面をしっかり捉(とら)えてくれるので、足下(あしもと)を心配することなくボールに集中できる。
「最先端の技術と様々なスポーツの経験を活(い)かし、本社内にあるシューズ研究ラボで卓球専用のシューズを開発しました」。グリーンマスター・ジャパンアディダス TT事業部の木村直澄さんが開発の経緯を話してくれた。
また確実に地面を捉えてくれるアウトソールについては、「非常にグリップ力の高いゴムを用い、様々な動きにもしっかりとグリップしてくれるように、特殊な形状になりました」(木村さん)とのこと。アグレッシブに動くトッププレーヤーはもちろん、軽量でクッション性も高いのでビギナーや高齢のプレーヤーにもオススメだという。気になった方はショップで実際に履いてみよう。最初は「少し硬い?」という印象かもしれないが、履いている時間に比例して足になじんでいく感覚は特別だ。
アディダスらしいシンプルでクールなデザイン。そして抜群のグリップ力を持つアウトソール。様々なメジャースポーツで確固たる地位を築いてきた巨大スポーツメーカーの名に恥じない、高性能な一足に仕上がっている。
担当:王国編集部
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