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VS>402 ダブルエキストラ[VICTAS]

●微粘着性テンション系裏ソフトラバー
●厚さ:MAX・2.0・1.8mm

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微粘着性ドイツラバー
回転も弾みも特別(エキストラ)

 世界の舞台でカットマンとして活躍した松下浩二・ヤマト卓球社長が自ら開発したカット専用ラバー『VS>401』(以下『401』)の登場から約2年。『VS>402 ダブルエキストラ』(以下『ダブルエキストラ』)と『VS>402 リンバー』(以下『リンバー』)の2枚が新たに発売された。
 『401』をリリースした後、ユーザーから「もっと軟らかいスポンジを使ってほしい」という声があったという。それもそのはず。『401』は57.5度という超ハードスポンジが使われている。また、『401』はカットマン向けのラバーだが、ユーザーを調べてみると意外なことに、攻撃型の選手も使用していることがわかった。「そこで、スポンジを軟らかくし、カットマンだけでなく攻撃型の選手も使えるラバーを目指して、テストを重ねました」とヤマト卓球・開発の仲村錦治郎さん。『401』の微粘着性トップシートはそのままに、扱いやすいよう『ダブルエキストラ』は50度、『リンバー』は40度と、軟らかいスポンジを採用した。
 今回は中国ラバーユーザーをターゲットにしている『ダブルエキストラ』を試打してみた。まず驚いたのはその弾みの良さだ。今まで様々な粘着性ラバーを使ってきたが、この弾みはトップクラスと言っていいだろう。一般的なテンション系ラバーと比較するとスピードは落ちるが、微粘着性のトップシートとは思えないほどフォア打ちが飛んでくれる。
 次にドライブを打ってみたところ、ミスの少なさというのもこのラバーの特長だと感じた。今まで使用してきた粘着性ラバーは、最適な打球ポイントやスイートスポットをはずしてしまうと打ち損じになってしまっていた。しかし『ダブルエキストラ』は多少ポイントをはずしてしまっても、しっかりとラバーが引っかけてくれ、安心してドライブを打てる。50度のスポンジということで重量もあり、「誰でも気軽に使える!」というわけではない。しかしパワーヒッターなら恩恵は大きいだろう。またパワーに自信がない人には『リンバー』がオススメだ。
 中国選手にあこがれ、粘着性ラバーを使ってみたが、うまく扱えず使用をあきらめてしまったプレーヤーも読者の中にいるのではないだろうか。しかし、この『ダブルエキストラ』は、カットマンでも攻撃型選手でも、使ってみれば特別(エキストラ)なプレーヤーになる可能性を与えてくれる一枚に仕上がっている。

●気泡の粗いスポンジに、肉厚で短く太い粒のトップシート

担当:王国編集部