●攻撃用シェークハンドラケット
●木材5枚合板+アラミドカーボン2枚
●グリップ:FL
●板厚:6.0mm
ヤサカが今春、4種類のラケットを同時リリースする。その名も『リーンフォース』だ。4種類とも添芯の内側に特殊素材を配置した、いわゆるインナー系のラケットになっており、各ラケットで入っている素材が違う。そもそもヤサカは『馬林カーボン』や『デュラングル』など、隠れインナー系のヒットラケットが多いだけに、得意分野を新素材でシリーズ化した形だ。
「今までヤサカでは特殊素材の種類自体が少なかったため、いくつか違うタイプの特殊素材を検討していました。『リーンフォース』は、それぞれの木材構成は大きく変えずに特殊素材を変えることで性能を比較しやすくし、必要な弾みに応じて選びやすくなっています」と語るのはヤサカ商品企画広報部の矢尾板駿さん。
フリースカーボンの『LT』、同じくフリースカーボンを採用しながら、中芯を薄くした『SI』、硬質なUDカーボンを搭載した『HC』、そして今回紹介するアラミドカーボンを入れた『AC』の4種類だ。シリーズ全体として、コントロール性能を重視しながらもしっかりと弾むものになっており、重量が重くなりすぎないような合板構成で振り抜きが良いのも特徴だ。
その中でも『リーンフォースAC』はアラミドカーボンを使用したインナーラケットの王道と言って良いだろう。少し柔らかめの打球感で、回転もかけやすく、ドライブ時の弧線の描きやすさは抜群だ。実際に使ってみても、扱いやすさの中に威力があり、インナー系の特徴がよく出ているラケットだった。
4本同時発売のインパクトは強く、そして9千円(本体)という勝負の価格は魅力的だ。すでにヤサカ契約選手の中でも「このラケットを使いたい」という選手が続出しているというから期待値も上がる。今後、長くヤサカの顔になるかもしれない新シリーズ『リーンフォース』は要チェックだ!
アラミドカーボンを3枚目に入れたインナータイプ
担当:王国編集部
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