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GTT45[アンドロ]

●ライトテンション系裏ソフト
●厚さ:1.6mm

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勝負の1.6mm!
「お値段以上」の性能を備えた
次世代のスタンダードラバー

 「この価格で、この性能は本当に出せない。メーカーとしてはかなり苦しいです」。
 この3月に発売される裏ソフトラバー『GTT45』について、アンドロジャパンの鶴高寿さんはそう語る。何やら通販番組のセールストークのようだが……。厚さは1.6mmのみで価格は3200円。スペックだけ見ると、普通の初・中級者向けのラバーのように思える。一体、どんな秘密が隠されたラバーなのか。
 アンドロが「高弾性ラバーを進化させた、次世代のスタンダードラバー」と位置づけるこの『GTT45』。スポンジ硬度は45度で、スポンジ硬度40度の『GTT40』と同時に発売される。材料・材質はグリップ力の高いスピン系テンション『ヘキサー』と同じもの。テンションの強度を落とし、ライトテンションというカテゴリーでのリリースとなった。
 『ヘキサー』の価格は5千円。この『GTT45』も本来はそれに近い価格になるはずだ。しかし、ドイツでは3種類の厚さが揃うこのラバーを、日本での販売は「中」に相当する1.6mmに絞ってコストダウン。そこまでしてでも、価格帯は安い高弾性ラバーに合わせた。
 「『ヘキサー』のグリップ力の高さをキープしながら、よりボールをコントロールしやすいように作られています。スポンジが薄いのでシートの食い込みがしっかり感じられて、ボールをつかむ感覚があり、回転がかけやすい。初級者向けというより、高弾性ラバーユーザーにおすすめです」(鶴さん)
 実際に試打した感想としては、ボールのグリップ力はスピン系テンションに近いが、弾みは抑(おさ)えめ。硬めの材質のものが主流であるプラスチックボールに対して、従来の高弾性ラバーだとボールに回転をかけにくくなっているが、このラバーはしっかりボールをつかんでくれる。回転をかける感覚を養(やしな)うにはピッタリだ。
 そして中級以上の選手でも、たとえばバック面に貼るのはオススメ。ブロックが非常に止めやすく、フラットにブロックするとナックルに近いボールも出せるし、威力を出したい時は回転をかけて攻めたり、強く弾はじいたりできる。そして編集部で試してみたところ、カットの安定性と切れ味も抜群。低く鋭いカットが繰り出せたことを付け加えておこう。
 横文字系の少々覚えにくい名前だが、性能は間違いなく「お値段以上」。出血覚悟の勝負価格に打って出た、アンドロジャパンの心意気とこのラバー、買っても損はないだろう。

『ヘキサー』と同じ材料・材質で、トップシートはグリップ力にすぐれている

担当:王国編集部