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卓球用具レビュー

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松平健太 ALC[バタフライ]

●攻撃用シェークラケット
●合板構成:
 木材5枚+アリレートカーボン2枚
●グリップ:FLのみ
●ブレード:157×150mm
●板厚:5.8mm
●平均重量:84g

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ケンタのこだわりは王道の合板、
そしてスタイリッシュなルックス

 『張継科』『ティモボル』『水谷隼』『劉詩ウェン』『福原愛』『朱世赫』『柳承敏』『吉田海偉』。バタフライから発売されているトップ選手の名を冠したラケットのラインナップを見ると、錚々たる面々に圧倒される。ここに、15年世界卓球複銅メダリストの松平健太(JTB)が仲間入りした。その名も『松平健太 ALC』は、11月21日にデビューとなった。
 実はこのモデル、松平が愛用していた『ティモボル ALC』とブレードは全く同じもの。バタフライ初のアリレートカーボン採用モデルである『ビスカリア』(廃番)の流れを汲む、正統派の中の正統派と呼ぶべき特殊素材合板なのだ。6mm以下の薄めの5枚合板で、上板のすぐ内側に、弾みの良いカーボンと打球感の良いアリレートを掛け合わせた繊維素材を配置。適度な弾みとしなり、そして心地良い打球感は、多くのトップ選手を魅了してきた。松平もそのうちのひとりである。
 王道の合板以外でこだわったのは、グリップとデザインだ。これまで松平は少し薄い形状の特注グリップを使用していたが、『松平健太 ALC』のグリップもその特注品と同じで、『ティモボル ALC』より1mm薄い形状を採用し、操作性を高めている。
 また、本人のデザインへのこだわりはかなり強かった。「松平選手とデザイナーで打ち合わせを重ね、好きな色はもちろん、好きなアパレルブランドなど様々な嗜好をうかがい、イメージを膨らませました。『今までにない色味を入れてほしい』というご希望を受け、多くのデザイン案を挙げ、最終的に絞り込んでいきました」(タマス研究開発チーム・岩瀬祐介氏)。シックなブルーにホワイトのライン。洗練されたシャープなデザインは、独創的な速攻プレーを見せる卓球界の貴公子に相応しい仕上がりだ。
 ブレードの性能は、トップ選手の圧倒的な使用実績が物語っている。そして、よりスタイリッシュなルックスをまとって登場した『松平健太 ALC』は、ケンタファンならずとも魅了する気品を放つ。手に取れば華麗な攻守ができそう……そんな気分にさせてくれる1本だ。

ラケットと共通したデザインの専用化粧箱も高級感があふれる

外側から南洋硬質材、アリレートカーボン、南洋軟質材、そして中芯が桐材という合板構成

担当:王国編集部