●攻撃用ラケット
●¥6,900(本体)
●木材5枚合板
●グリップ:FL・ST・AN・CP
●ブレードサイズ:158×150mm(CPは162×150mm)
●板厚:5.8mm
オールドファンは垂涎だろう。17年夏に日本市場に舞い戻ってきたアバロックス。根強い人気のある『P500』と『P700』、そして新発売の『P900』『ルイバ』というラインナップを揃えている。
懐かしいだけで、買うのだろうか? という疑問もあるが、「結構売れている」(アバロックス合同会社代表・戸田純一氏)とのこと。ホームページでの直販と提携ショップでしか購入はできないが、根強いファンがいることは確かである。
2000年代の初期に発売されたこの『ブルーサンダー』もまた懐かしい。当時はあまりなかったグリップデザインが目を引き、「青い稲妻」というキャ
ッチコピーも鮮烈だった。今見てもクラシックでありながら、シックにまとまっているデザインだろう。
同じ5枚合板の『P500』との違いは実に明快。それは耐久性のアップだ。発売当時はスピードグルーが全盛の時代で、選手たちは1試合ごとにラバーを剥がして貼り替える。そうすると、上板が剥がれやすくなってしまう。それを補強するために上板をコトからリンバに変え、表面をラッカーでコーティングをしている。些細な違いだが、耐久性が格段にアップし、弾みもややアップさせているのだ。
もちろんアバロックスの特徴であるスウェーデン製で、硬質ながら球持ちの良いブレードは当時と変わらない。古き良き5枚合板は、入門者から上級者まで使い手を選ばない。リバイバル・アバロックスで懐かしい気持ちを取り戻してみないか。
スタンダードな5枚合板は貼るラバーを選ばない
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