●卓球用シューズ
●カラー：ホワイト／ソーラーレッド
●カラー：ホワイト／ナイトグレー
●サイズ：22.5～27.5㎝
●素材：ポリエステル100％
「やっとアディダスらしいカッコいいシューズが出る！」と言ったら失礼だろうか。今年1月に発売されたデビュー作『TT10』も確かに洗練されていたが、正直なところ「無難んな線でまとめてきたな……」というのが偽らざる印象だった。
だが、第二弾の『コートブラストエリート（TT Courtblast Elite）』（以下、エリート）は、「待ってました！」と思わず声を張り上げたくなるほど、アディダスのイメージにがっちりはまったかっこいいシューズだ。
決して装飾が凝っているというわけではない。シンプルなのにかっこいいところが、アディダスのアディダスたる所以なのだ。
卓球シューズは、クッション性重視タイプと素足感覚タイプに大きく二分されるが、『エリート』はクッション性重視タイプ。ソール部分にアディダスが独自に開発した衝撃吸収材を搭載している。
「確かにクッション性は高いのですが、ソールはぐにゃっと曲げられるほど柔軟性があり、卓球のすばやい動きに対応するグリップ力にも優れています」と強調するのは、アディダス卓球担当の松浦さん。実際に履いてみると、まずはしっかりと足を包み込むようなホールド感を感じた。脱げる心配がないというのか、安定感がある。履き心地は、クッションが効いていて気持ち良いくらいだ。動いてみると、確かにアウトソールのゴムは滑りにくく、グリップ力も高く感じる。
実は『エリート』は、世界に先駆けて日本で先行発売するのだという。市場調査ということで、トップ選手数人に発売前に試し履きをしてもらったそうだ。「見た目はちょっと硬そうに見えるけど、非常に軟らかい。ホールド感がありつつ、小回りがきくといった印象」と選手の評判も上々。
白地をベースにブラックとビビッドカラーの組み合わせのカラーリングがオシャレで、老若男女、誰でも似合いそうだ。
シューズの好みは人それぞれ。適度なクッション性があって足への負担が少ない、それでいて卓球に必要なグリップ力もほしいという少々わがままなプレーヤーにはうってつけ。もちろん、素足感覚というわけにはいかないが、いいとこどりのシューズであることには違いない。まもなく（8月下旬）店頭に並ぶ予定だ。
●アッパー部は合成皮革でおおわれている。透かし柄がアクセントになっている
●ヒール部分に施されたロゴマークは、立体的でかっこいい!
担当：王国編集部
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