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ヨーラ リズムテック[ヨーラ]

●スピンテンション系裏ソフト
●厚さ:MAX・2.0・1.8mm
※10月下旬発売予定

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『リズム』シリーズの新作が日本上陸。
勝てるラバー、それは「入るラバー」だ!

 勝てるラバーとは、一体どんなラバーか?
 答えは簡単、「どんなボールでも入るラバー」だ。いくら回転やスピードが強烈でも、ミスばかりでは勝てない。だからトップ選手の勝てるラバーが、あなたの勝てるラバーとは限らない。
 「自分に合った用具を見つけてほしい。これはヨーラの一貫したコンセプトです」。そう語るのはヨーラジャパンの小川洋さん。『リズム』シリーズの最新作『リズムテック』は、まさにそのコンセプトを体現する一枚だ。
 トップ選手の使用ラバーに人気が集中する日本とは違い、ヨーロッパでは幅広くラバーが売れるという。あくまで「自分に合う」ラバーを選び、コントロールを重視する選手が多いのだ。
 すでにドイツでは人気を博している『リズムテック』もこだわったのは安定性。「人気の『リズムP』ベースの高グリップのトップシートと、弾性に富む軟らかめのスポンジでボールをしっかりと捉え、安定性をサポート。強くインパクトできない状況でもしっかり飛ばせて、回転がかけられるラバーです」(小川さん)。『リズムP』はインパクトの強い中・上級者が主なターゲットだったが、『リズムテック』は初級者まで含めた幅広い選手層が使える。
 実際に打ってみると、確かにドライブの安定性は抜群。相手のツッツキに対して、少し打球点が落ちてもしっかりボールをつかみ、回転量の多いドライブを相手コートに運んでくれるし、中陣での打ち合いもグッと弧線を描いてミスが出ない。トップシートも軟らかめの設計ながら、ツッツキやストップが浮かないのは好印象だ。
 日本では安定重視、コントロール重視というと、初級者向けの安価なコントロール系ラバーのイメージが強い。しかし、ヨーラは『リズム』シリーズで最も高い価格帯で、あえて安定性を売りにしてきた。いわばこれは、最新・最強のコントロール系ラバーだ。
 「なんだ、これで良かったんだ」。『リズムテック』を使って、こうつぶやく人もいるかもしれない。硬くて弾むラバーに疲れた心を、優しくグリップしてくれるに違いない。

かなり気泡が大きい硬度42.5°のスポンジに、軟らかめのトップシートを合わせている

担当:王国編集部