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インタビュー

【後編】「実業団の優勝」を掲げるファースト卓球部。ドリームチームの選手たちと濱野社長に実業団の意気込みを聞く

「今年ことは実業団で優勝を。選手と社員がお互いに切磋琢磨して高め合えています」

 

株式会社ファースト代表取締役社長兼卓球部監督 濱野浩氏

●選手のみなさんも実業団で3位の壁を越えられず、今大会で何としてでも優勝したいと言っています。

濱野浩 今年、丹羽君が加入してくれて、本人もダブルスは得意だと言ってくれているので、ダブルスをしっかりと1本取れれば、うちの選手ならばあと2本は取れると思うので、今年こそは優勝したいですね。

 

●例年よりも有明の卓球場に集まって練習することが多くなっていると聞いています。

濱野 そうですね、例年よりも集まって練習してくれています。練習に顔を出した時もみんな集中した練習になっていますし、今年こそはやってくれると感じています。

●実業団で日本一という思いの原点を聞かせてください。

濱野 選手については、うちはもともと日本代表で世界で戦っていた選手がほとんどです。若い代表選手と取るのではなくて、代表を引退してからの選手の次のキャリアを支えたいという思いがあります。ここは一貫してブレていません。現役選手としてまだまだ頑張っている選手たちですが、そんな彼らを応援しながら、いつか彼らが現役のラケットを置いたあとも卓球を通してファーストと一緒に仕事ができればという思いがあります。

ただし、そうなっていくためには卓球を事業として成り立たせなくては彼らを支えることも難しくなりますので、一緒に新しい道を作っていきたいと考えています。また、選手と当社の社員とが実業団という大会を通して一体になることで、本業のOA販売なども頑張れるので、お互いに切磋琢磨して高め合えていると感じています。

 

●ファースト卓球部が活躍することで、ファースト社員のみなさんのモチベーションにもなっていると聞いています。

濱野 当社は卓球経験者が多い会社ですので、みんなで地元の卓球大会にも出場していますし、そうした場で選手と社員がコミュニケーションを取っています。トップの卓球チームだけではなく、仕事でも卓球があることで一体になって頑張っていると感じています。

 

●今大会の目標についてお聞かせください。

濱野 去年は全日本団体で初優勝することができましたが、実業団では3位の壁が破れていません。毎年言っていますが、今年こそは実業団での優勝を目指して頑張りたいと思います。

ファーストは全日本団体では初出場初優勝の快挙を達成

●最後にファースト卓球部のファンのみなさんにメッセージをお願いします。

濱野 いつも応援ありがとうございます。今週末から始まる実業団で初優勝することができましたら、ファースト卓球部の選手たちとファンの方々が交流できるイベントを開催させていただきます! それを実現するためにも選手と一緒に私もベンチで頑張ります。

 

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