10月25日、中国卓球協会は、19〜23日にマカオで開催されたWTTチャンピオンズにおいて梁靖崑(中国)の試合後の問題行為に対する処罰について以下のような発表をした。
「2022年WTTチャンピオンズ・マカオで梁靖崑はチームメイトである林高遠との試合に勝利した後、不適切なパフォーマンスを行い、社会的に悪影響を及ぼしたため、中国卓球協会の定める代表チームの行動規範に関する管理規定に従って梁靖崑を処罰することを決定した。
具体的な処罰は以下:今後、梁靖崑の2022年度の国際大会及び国内大会の出場資格を剥奪する。これにはWTTカップファイナルズ新郷、全中国大会、アジアカップ、中国超級リーグを含むがこれに限定されるものではない。
中国卓球協会は、梁靖崑が問題を受け止め反省し、これを今後の戒めとして、より良い状態で再び競技の場に復帰することを望んでいる」(中国卓球協会ホームページより)
この決定に対して、中国では波紋が広がっている。2014年のワールドカップで優勝した張継科(中国)は、試合直後に2枚のフェンスをキックで粉砕し、国際卓球連盟から優勝賞金を全額没収される処罰を受けたが、中国卓球協会からは今回の梁靖崑が受けたほどの厳しい処罰は科せられなかった。梁靖崑への処罰の妥当性については今後も議論が深まるだろう。
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