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アジア選手権日本代表選考会・女子は大藤沙月が大逆転勝利で代表切符をつかむ

 昨日から東京都・北区赤羽体育館でスタートした2024年アジア選手権アルマトイ大会(個人戦)兼2025年世界選手権ドーハ大会(個人戦)アジア大陸予選会 男女日本代表選手選考会は第2ステージ(準決勝・決勝)が終了。女子は大藤沙月(ミキハウス)が頂点に立ち、2024年アジア選手権日本代表となった。

 

【女子・第2ステージ】

●準決勝

佐藤瞳(ミキハウス) 5、4、6 横井咲桜(ミキハウス)

大藤沙月(ミキハウス) 3、-3、5、11 橋本帆乃香(ミキハウス)

●決勝

大藤沙月 -6、-9、9、10、7 佐藤瞳

 

 ミキハウス勢による同士討ちとなった準決勝・決勝を勝ち抜いたのは大藤。準決勝では橋本の攻撃とカットを粘り強く、じっくりと攻略。佐藤との決勝は2ゲーム目を逆転で落とすなど、ゲームカウント0-2と追い込まれたが、3ゲーム目を逆転で奪うと、4ゲーム目もジュースで奪取。最終ゲームも劣勢から連続得点で引き離し、大逆転勝利でアジア選手権代表の座をつかんだ。世界ジュニア代表の経験のある大藤だが、シニアでは初の日本代表入りとなった。

カットに2連勝して優勝をつかんだ大藤。粘り強く橋本、佐藤を攻略した

 佐藤は準決勝で横井に完勝し、決勝も勝利まであと1ゲームに迫ったが無念の逆転負け。4ゲーム目もゲームポイントを握られながら追いついたが、後輩の大藤に振り切られた。

優勝にあと1ゲームまで迫った佐藤だが、悔しい逆転負け

橋本はカットも攻撃も大藤に跳ね返されて準決勝敗退

横井は佐藤のカットを最後まで打ちあぐねた

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