卓球王国 2021年10月21日 発売 vol.295
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アジア選手権で早田ひなが優勝! 47年ぶりの3冠王!

10月4日、カタール・ドーハで開催中の第25回アジア選手権は女子シングルス、男子ダブルス、混合ダブルスの各種目で決勝が行われ、女子シングルスで早田ひな(日本生命)が17年大会の平野美宇以来の優勝を果たした。男子ダブルスで宇田幸矢/戸上隼輔(明治大)、混合ダブルスで戸上隼輔/早田ひなも優勝を飾り、日本はこれまでに終了した5種目中4種目で優勝する活躍を見せている。

女子シングルス優勝の早田は、これで女子団体、女子シングルス、混合ダブルスの3冠。日本選手の3冠は74年大会の枝野とみえ以来で、東京オリンピック代表の3選手が出場を辞退する中、その実力を広くアジアに見せつけた形だ。女子シングルスでは、準決勝で芝田沙季(ミキハウス)をゲームオールジュースの大激戦で破り、決勝では安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋)を破って勝ち上がった申裕斌(韓国)を3−1で下し、頂点に立った。

早田は9月20〜25日に行われたWTTスターコンテンダー・ドーハ大会でも、出場した女子シングルスと混合ダブルスで優勝。今回の中東遠征、2大会で出場した5種目ですべて優勝するという離れ業を見せた。中国不在の大会とはいえ、韓国や香港の主力選手を総ナメにしての完全優勝は大きな自信になるはずだ。

団体準決勝でチャイニーズタイペイに敗れて3位となった男子は、シングルスで戸上が黄鎮廷(チャイニーズタイペイ)らを破って準決勝進出。男子ダブルスと混合ダブルスを制している戸上は、個人戦3種目で3冠のチャンスがあり、今日の準決勝で李尚洙(韓国)と対戦する。日韓を代表するハードヒッター同士の打撃戦となりそうだ。

また、男子シングルスでは木造勇人(愛知工業大)、吉村和弘(岡山リベッツ)、篠塚大登(愛知工業大)がベスト8。木造が安宰賢(韓国/19年世界選手権3位)を3−2、吉村がグナナセカラン(インド)を3−1で破るなど、女子に負けじと日本男子も存在感を見せている。

女子シングルス表彰、左から3位の芝田沙季、優勝の早田ひな、3位の安藤みなみ  写真提供:(公財)日本卓球協会

男子ダブルス優勝の戸上隼輔(左)/宇田幸矢  写真提供:(公財)日本卓球協会

混合ダブルス優勝の戸上隼輔/早田ひな  写真提供:(公財)日本卓球協会

男子団体3位の日本チーム。準決勝でチャイニーズタイペイに惜敗 写真提供:(公財)日本卓球協会

 

これまでに終了している個人種目の主な記録は、下記のとおり。

〈男子シングルス〉●1回戦
吉村 5、−10、5、6 バトヒシグ(モンゴル)
木造 5、3、4 アフメド(モルディブ)
村松 5、2、6 サラ−マ(ヨルダン)
戸上 4、5、3 ジブラ−ン(イエメン)
●2回戦
吉村 2、7、3 ウクタンボエフ(ウズベキスタン)
木造 2、5、5 アノルボエフ(ウズベキスタン)
李尚洙(韓国) 10、5、−10、13 村松
篠塚 8、6、−8、8 呉柏男(香港)
戸上 7、8、13 黃鎮廷(香港)
●3回戦
吉村 −9、5、7、−7、12 林鐘勲(韓国)
木造 9、−11、9、8 陳建安(チャイニ−ズタイペイ)
篠塚 7、8、5 チュウ・チェユ−(シンガポ−ル)
戸上 7、−9、−11、9、9 シェティ(インド)
●4回戦
吉村 9、−6、6、9 グナナセカラン(インド)
木造 −3、6、7、−5、4 安宰賢(韓国)
篠塚 5、6、9 ゲラシメンコ(カザフスタン)
戸上 3、6、6 馮翊新(チャイニ−ズタイペイ)
●準々決勝
張禹珍(韓国) 4、4、4 吉村
荘智淵(チャイニ−ズタイペイ) 9、4、5 木造
李尚洙 8、8、9 アチャンタ(インド)
戸上 7、9、−9、−5、8 篠塚

 

〈女子シングルス〉●1回戦
長﨑 2、5、1 ハッサン(パキスタン)
●2回戦
田志希(韓国) −5、6、8、6 長﨑
安藤 2、4、3 モ−(バングラディシュ)
申裕斌(韓国) 7、6、11 佐藤
芝田 8、6、−7、3 リン・イエ(シンガポ−ル)
早田 6、3、5 李皓晴(香港)
●3回戦
安藤 −9、6、7、7 M.ムケルジ(インド)
芝田 6、5、3 A.ムケルジ(インド)
早田 6、4、3 ハジェワ(ウズベキスタン)
●4回戦
安藤 4、5、11 Su.サウェ−タブット(タイ)
芝田 5、6、1 ピニョピサン(タイ)
早田 3、6、5 サルパドル(スリランカ)
●準々決勝
安藤 3、−9、−7、8、10 田志希
申裕斌 9、8、−8、−6、3 朱成竹(香港)
芝田 8、13、12 徐孝元(韓国)
早田 7、7、7 杜凱琹(香港)
●準決勝
申裕斌 −8、9、8、7 安藤
早田 7、−8、9、−8、10 芝田
●決勝
早田ひな −7、4、8、4 申裕斌

 

〈男子ダブルス〉●3回戦
張禹珍/林鐘勲(韓国) 7、−5、5、8 吉村/木造
宇田/戸上 11、−9、12、7 安宰賢/趙勝敏(韓国)
●準々決勝
宇田/戸上 4、−9、5、2 林兆恒/呉柏男(香港)
●準決勝
宇田/戸上 5、9、11 アチャンタ/グナナセカラン(インド)
●決勝
宇田幸矢/戸上隼輔 11、8、−8、9 張禹珍/林鐘勲

 

〈女子ダブルス〉●1回戦
長﨑/安藤 8、5、8 サファイ/ファレイ(イラン)
佐藤/芝田 6、3、−9、7 シャハサワリ/アシュタリ(イラン)
●2回戦
長﨑/安藤 5、3、7 アミナ/ワイダラ−マン(インドネシア)
佐藤/芝田 12、6、10 崔孝珠/李ジオン(韓国)
●準々決勝
長﨑/安藤 4、5、−4、−7、8 M.ムケルジ/A.ムケルジ(インド)
杜凱琹/李皓晴(香港) 10、−4、3、−4、10 佐藤/芝田

 

〈混合ダブルス〉●3回戦
パン・ユ−エン/リン・イエ(シンガポ−ル) −5、9、4、7 木造/安藤
●準々決勝
戸上/早田 −7、5、8、−12、7 馮翊新/陳思羽(チャイニ−ズタイペイ)
●準決勝
戸上/早田     8、6、7 黃鎮廷/杜凱琹(香港)
●決勝
戸上隼輔/早田ひな −6、9、7、9 張禹珍/田志希(韓国)