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アジア選手権日本代表選考会・男子は35歳の松平賢二がV! 決勝で松島輝空を破る

 昨日から東京都・北区赤羽体育館でスタートした2024年アジア選手権アルマトイ大会(個人戦)兼2025年世界選手権ドーハ大会(個人戦)アジア大陸予選会 男女日本代表選手選考会は第2ステージ(準決勝・決勝)が終了。男子は松平賢二(協和キリン)が頂点に立ち、2024年アジア選手権日本代表となった。

 

【男子・第2ステージ】

●準決勝

松島輝空(木下グループ) 2、7、6 及川瑞基(岡山リベッツ)

松平賢二(協和キリン) 9、9、-9、2 吉山和希(岡山リベッツ)

●決勝

松平賢二 8、5、-6、-8、5 松島輝空

 

 男子は35歳の松平が準決勝で16歳の吉山、決勝で17歳の松島と10代の若手を連破して優勝。本人も「本当に実感がない」と語る、無欲のアジア選手権日本代表入りとなった。1週間ほど前からプレースタイルを変えたという松平は、準決勝で吉山の速攻をうまくかわして3-1で勝利して決勝へ進出。松島に対してもコースを突いたバックやカットブロック、予測を外すサービスの配球、ここぞの場面での一撃強打で2ゲームを連取。3・4ゲーム目は松島が奪い返したが、最終ゲームは松平が序盤でリードを広げて勝負あり。2日間を6戦全勝で戦い抜いた松平が、久々の日本代表返り咲きを果たした。

「大人」のプレーで若手を封じた松平

まだまだ強い35歳、再び日の丸をつけて世界へ

観客席からは協和キリンのチームメイトたちが監督兼選手の松平に声援を送る

 

 松島は準決勝ではかつてのチームメイト・及川を圧倒。決勝も最終ゲームまで持ち込み、吉村真晴(SCOグループ)をゲームカウント0-2から逆転勝利で下した昨日の再現なるかと思われたが、最後は松平の執念に屈した。

最終ゲームまで追い上げた松島だったが、最後は振り切られた

吉山はあと1本が遠く、松平から1ゲームを奪うにとどまった

及川はかつてのダブルスパートナーでもある松島に完敗

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