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全中2025

第56回全国中学校卓球大会が開幕。2009年以来、3度目の北九州開催

8月21日、福岡・北九州市立総合体育館で『第56回 全国中学校卓球大会』が開幕した。今日(21日)は開会式が行われた。

開会式では、各ブロック予選を勝ち抜いた選手団の紹介が行われ、名前を呼ばれたチームは観客席で「はい!」と元気よく立ち上がった。

今春の中学選抜を制した中間東(福岡)男子は、地元で全中との春夏連続優勝なるか、注目だ

選手宣誓では、地元・北九州市の山野部蓮介選手(菊陵中)と赤瀨空音選手(湯川中)が務め、「卓球を通して関わることができたすべての人に感謝し、その感謝を夢の舞台で発揮したいと思います」と誓った。

選手宣誓の大役を務めた山野部蓮介選手(左/菊陵中)と赤瀨空音選手(湯川中)。緊張しながらも、良い宣誓でした!

ここ北九州市での全中開催は今回で3度目。前回の2009年大会では、男子団体で青森山田が5連覇、女子団体では四天王寺羽曳丘が6連覇を達成した。今大会では前回優勝の星槎が出場しておらず、団体は男女ともに本命不在。どのチームが優勝しても新鮮な顔ぶれとなる。

当時6連覇を達成した四天王寺羽曳丘中。その後も5回連続で優勝し、連覇は「11」まで伸びた

また、2009年大会シングルスでは、男子は吉田雅己(青森山田/現・金沢ポート)が優勝、女子は前田美優が1年生で優勝を果たした。今大会でも有望な1年生が多く出場しており、新たな1年生王者の誕生が期待される。

2009年大会男子シングルスは吉田雅己(奥)が決勝で森薗政崇とのヤマダ対決を制して優勝

 

なお、明日(22日)からはいよいよ競技開始。初日は男女団体の第1ステージ(予選リーグ)が行われる。