福岡・北九州市立総合体育館で開催中の全国中学校卓球大会。今日(22日)から競技が始まり、男女団体の第1ステージ(予選リーグ)が終了。女子各リーグの順位は以下のとおり(太字は第2ステージ=決勝トーナメント進出チーム)
Aリーグ:①益田(島根)②城東(徳島)③鹿屋東
Bリーグ:①和洋国府台(千葉)②雄踏(静岡)③江別中央(北海道)
Cリーグ:①四天王寺(大阪)②八代一(熊本)③あいの里東(北海道)
Dリーグ:①明徳義塾(高知)②さくら組ジュニア(山口)③光丘(神奈川)
Eリーグ:①長野日大(長野)②栄(千葉)③日進(和歌山)
Fリーグ:①三本木(宮城)②湯川(福岡)③佐久穂(長野)
Gリーグ:①武蔵野(東京)②萩光塩学院(山口)③中津緑ヶ丘(大分)
Hリーグ:①横浜隼人(神奈川)②上毛(福岡)③本荘北(秋田)
Iリーグ:①貝塚第二(大阪)②浜松修学舎(静岡)③土佐女子(高知)
Jリーグ:①中間東(福岡)②川北クラブ(石川)③恵庭(北海道)
Kリーグ:①山陽学園(岡山)②長森(岐阜)③栃木東(栃木)
Lリーグ:①名経大高蔵(愛知)②郡山二(福島)③園田東(兵庫)
Mリーグ:①みなかみ(群馬)②清卓ジュニア(青森)③川内北(鹿児島)
また、試合終了後には抽選会が行われ、第2ステージの組み合わせが決定。女子団体の第2ステージの組み合わせは以下のとおり。
女子団体第2ステージの組み合わせ
女子団体は、昨年大会準優勝の四天王寺、選抜優勝の明徳義塾、準優勝の横浜隼人など、伝統校が危なげなく勝ち星を重ね、第2ステージへ進出。その他、貝塚第二、武蔵野、益田、名経大高蔵らも予選リーグをすべて5-0勝利。地元・中間東も1位で予選リーグを突破した。
強さを見せる四天王寺の1年生エース・村松
1ゲームも落とさない盤石の強さで第2ステージに進出した横浜隼人。写真は女子では希少なペンドラの持田
一方、選抜3位の山陽学園は強豪・長森に苦戦。1-1で迎えたダブルスを落とし、1-2とリードされる苦しい展開となったが、4番の後、5番の渡邊と2年生が奮闘し、逆転勝利で第2ステージ進出を決めた。
決勝点をあげた渡邊
1-1で迎えた3番で鈴木(左)/村瀬がダブルスで勝利した長森だったが、あと1点が遠かった。
みなかみは、第1試合で川内北、第2試合で清卓ジュニアと、いずれもラストまでもつれる大熱戦を制して連勝。特に第2試合の清卓ジュニア戦では、5番の澤口がゲームカウント1-1で迎えた3ゲーム目を7-9から逆転で奪い、そのまま4ゲーム目も粘り強いプレーを見せて勝利をたぐり寄せた。
プレッシャーを跳ね除け、5番ラストで勝利をあげた澤口
一体感のあるみなかみのベンチも勝利の要因か
そして、Eグループを1位で突破したのが、創部2年目で今大会が全中初出場という長野日大だ。正智深谷高から日体大、そしてエクセディでプレーした竹前裕美子監督が2年前に同校に赴任したのを機に、もともとあった高校男子卓球部に加え、高校女子、中学男女でも部を新設し、地元出身の選手を中心に強化を図っている。
今大会では充実のメンバーで、第1試合では日進に4-1で勝利し、続く第2戦では栄を3-2で撃破。初出場ながら見事に第2ステージ進出を果たした。第2ステージでは和洋国府台と中間東の勝者と対戦するが、この快進撃が続くか注目だ。
ポイントゲッターの重田。ちなみに弟は今年の全日本ホープスを制した重田柊介
栄戦のラストで勝利した川嶋
長野県勢として初のグループリーグ突破となった長野日大
第2ステージ進出はならなかったものの、温かいベンチワークが印象的だった栄
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