卓球王国 2024年9月20日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
トピックス

アジア選手権が閉幕。男子シングルスで戸上隼輔が3位

カタール・ドーハで開催されていた第25回アジア卓球選手権は、10月5日に大会最終日を迎え、男子シングルスと女子ダブルスの決勝が行われた。

日本勢では、男子シングルス準決勝で戸上隼輔(明治大)が李尚洙(韓国)と対戦。1ゲーム目を先取し、2・3ゲーム目もリードを奪う展開ながら惜しくも逆転を許し、1−3で惜敗。男子ダブルスと混合ダブルスを制し、大会3冠に王手をかけていたが、惜しくも銅メダルとなった。しかし、今大会では経験豊富なアジアの強豪と互角に渡り合い、大きな自信を得た大会となったはずだ。

女子ダブルスは長崎/安藤を準決勝で破った田志希/申裕斌が金メダル。これまでに獲得したタイトルでは、日本の「4」に対して韓国は「1」だったが、最終日の男子シングルスと女子ダブルスを制して韓国はタイトル「3」。中国不在の大会で、7つのタイトルを日本と韓国で分けあった。

〈男子シングルス〉●準決勝
荘智淵(チャイニーズタイペイ) −6、12、7、9 張禹珍(韓国)
李尚洙(韓国) −8、11、10、6 戸上隼輔
●決勝
李尚洙 −10、6、6、−7、8 荘智淵

〈女子ダブルス〉●準決勝
田志希/申裕斌(韓国) 8、8、9 長崎美柚/安藤みなみ
杜凱琹/李皓晴(香港) 9、1、3 鄭先知/劉馨尹(チャイニーズタイペイ)
●決勝
田志希/申裕斌 5、−7、3、4 杜凱琹/李皓晴

男子シングルスで銅メダルを獲得した戸上隼輔(写真提供:ATTU)

17年世界選手権3位の実績を持つ李尚洙が、アジア選手権のタイトルを獲得(写真提供:ATTU)

★第25回アジア選手権・メダリスト一覧

〈男子団体〉
優勝:韓国
準優勝:チャイニーズタイペイ
3位:日本、インド

〈女子団体〉
優勝:日本
準優勝:韓国
3位:香港、シンガポール

〈男子シングルス〉
優勝:李尚洙(韓国)
準優勝:荘智淵(チャイニーズタイペイ)
3位:戸上隼輔(日本)、張禹珍(韓国)

〈女子シングルス〉
優勝:早田ひな
準優勝:申裕斌(韓国)
3位:安藤みなみ(日本)、芝田沙季(日本)

〈男子ダブルス〉
優勝:宇田幸矢/戸上隼輔(日本)
準優勝:張禹珍/林鐘勲(韓国)
3位:デサイ/タッカー(インド)、アチャンタ/グナナセカラン(インド)

〈女子ダブルス〉
優勝:田志希/申裕斌(韓国)
準優勝:杜凱琹/李皓晴(香港)
3位:長崎美柚/安藤みなみ(日本)、鄭先知/劉馨尹(チャイニーズタイペイ)

〈混合ダブルス〉
優勝:戸上隼輔/早田ひな(日本)
準優勝:張禹珍/田志希(韓国)
3位:黄鎮廷/杜凱琹(香港)、何鈞傑/李皓晴(香港)

関連する記事