現在ドイツで行われている『FISU ワールドユニバーシティゲームズ*(2025/ライン・ルール)ドイツ・ライン=ルール都市圏』(卓球競技:7月17〜24日)。
7月20日に団体戦が終了し、日本チームは女子が決勝で中国を破り12年ぶり2回目の優勝。男子は準決勝でチャイニーズタイペイに敗れたが3位に入賞した。
男女チームともに、グループリーグを2勝0敗で1位通過。
日本男子チームはハンガリー、ベルギーに勝利しメダルを確定。準決勝では高承睿率いるチャイニーズタイペイに敗れはしたが、岡野が3番で勝利を上げ1点を奪った。日本男子を下したチャイニーズタイペイは決勝では中国を3-2で破り優勝した。
日本女子チームは決勝トーナメント1回戦でシンガポール、2回戦でルーマニアをそれぞれ3-0で下しベスト4に進出。準決勝で香港に3-1で勝利すると、決勝では中国を相手に出澤が1番・4番で勝利し、ラストの5番で面田が楊を3-0で下し12年ぶりの優勝を笑顔で決めた。
中国を決勝で破り優勝の日本女子チーム
〈女子団体〉●準決勝
【日本 3-1 香港】
◯出澤 4、9、4 王曉琳
◯面田 13、6、6 吳詠琳
青井 -5、-7、-10 江芷林◯
◯出澤 4、7、8 吳詠琳
面田 ── 王曉琳
【中国 3-0 チャイニーズタイペイ】
●決勝
【日本 3-2 中国】
◯出澤 8、1、10 楊屹韻
面田 -8、-11、7、-3 王暁彤◯
青井 -8、8、-9、-7 趙尚◯
◯出澤 5、13、6 王暁彤
◯面田 7、6、3 楊屹韻
女子団体表彰式
〈男子団体〉●準決勝
【チャイニーズタイペイ 3-1 日本】
◯馮翊新 6、5、-7、7 横谷
◯高承睿 -8、5、7、4 谷垣
黃彦誠 -7、6、-12、-6 岡野◯
◯高承睿 9、8、-8、-8、10 横谷
馮翊新 ── 谷垣
【中国 3-0 ドイツ】
●決勝
【チャイニーズタイペイ 3-2 中国】
男子団体表彰式
写真:一般社団法人 日本学生卓球連盟 提供
*FISU ワールドユニバーシティゲームズ=国際大学スポーツ連盟(FISU)が主催する学生を対象にした国際総合競技大会で、2年ごとに開催。以前はユニバーシアード競技大会として開催されていたが、2021年よりFISU ワールドユニバーシティゲームズとして開催
FISU ワールドユニバーシティゲームズ卓球競技 日本選手団
【男子選手】
徳田幹太(早稲田大学)
谷垣佑真(愛知工業大学)
岡野俊介(朝日大学)
横谷 晟(宮崎県スポーツ協会)
鈴木 笙(筑波大学)※リザーブ
【女子選手】
出澤杏佳(レゾナック)
青井さくら(筑波大学)
面田采巳(愛知工業大学)
浅田真奈(朝日大学)
岡田琴菜(十六フィナンシャルグループ)※リザーブ
【スタッフ】
鄭 泰應(日本体育大学・(一社)日本学生卓球連盟強化委員長)
森本耕平(愛知工業大学)
米塚雅弘(朝日大学)
野中由紀(筑波大学)
米田裕哉(明治大学・(一社)日本学生卓球連盟幹事長)
■一般社団法人 日本学生卓球連盟 ホームページ内「FISU ワールドユニバーシティゲームズ(2025/ライン・ルール)~ドイツ・ライン=ルール都市圏~ 特設サイト」
ツイート