3月11日〜16日、(一社)日本学生卓球連盟が主催・主管のもと、北信越学生卓球連盟が講習会・強化合宿『2025年(一社)日本学生卓球連盟講習会 兼 2025年北信越学生卓球連盟春季選抜強化合宿』を開催した。
指導対象選手は、北信越学生卓球連盟に所属する各校の卓球部員。全日本大学総合選手権・個人の部(全日学)に出場していない選手を主な対象とし、男女18名が参加した。
講習会で指導を担当したのは、明治大4年の手塚崚馬と東洋大3年の岡村香苗。強豪校ならではのウォーミングアップや、より実践的な練習を通じて、参加選手の強化を図った。合宿序盤は参加者の緊張もあり、やや活気不足が感じられたが、練習が進むにつれて熱気が高まり、充実した合宿となった。
ウォーミングアップの様子
手塚選手によるデモンストレーション
以下、指導選手コメント
●手塚崚馬選手コメント
今回の合宿では、自身が普段取り組んでいるメニューや、トップ選手が実践する練習を紹介した。単に練習するのではなく、(講習を受けた選手たちの)意識を変えることを重視した。最終日には、初日に指摘した点が改善されているのを見て、選手たちの成長を実感できた。
●岡村香苗選手コメント
台上技術に課題を感じている選手が多かったため、台上技術を中心とした練習メニューを取り入れた。指導者の立場になることで、選手のプレーをより客観的に見ることができ、自分自身にとっても学びの多い経験となった。この経験を通じて、課題解決には自分だけでなく他者のアドバイスを取り入れることも重要だと感じ、人に頼ることの大切さを実感した。
●北信越学生卓球連盟・幹事長 宮本皓志郎コメント
幹事長として初めての事業であり、合宿の実施に向けた準備や調整に苦労したが、理事や先輩方の協力により無事に終えることができた。参加者全員が真剣に取り組む姿が印象的だった。特に、コーチに積極的に質問したり、選手同士で切磋琢磨する様子を見て、運営のやりがいを感じた。
記事&写真提供=(一社)日本学生卓球連盟
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