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欧州リポート

ヨーロッパユース選手権は個人戦でチャンピオンが決定。U15女子シングルスはドイツ代表・板垣心春が頂点に

 チェコ・オストラバで開催されていたヨーロッパユース選手権は全日程が終了。団体戦に続いて個人戦でもチャンピオンが決定した。(写真:ETTU)

 

【U19男子シングルス】
優勝:ザントーシ(ハンガリー)
準優勝:ブラシュチック(ポーランド)
3位:ブジョル(ルーマニア)、アビオドゥン(ポルトガル)

 

【U19女子シングルス】
優勝:ハーシー(ウェールズ)
準優勝:マチュニナ(ウクライナ)
3位:メイロース(ルーマニア)、オシャール(フランス)

 

【U15男子シングルス】
優勝:ファソ(イタリア)
準優勝:ウチョル(トルコ)
3位:リンデラー(ドイツ)、トレビサン(イタリア)

 

【U15女子シングルス】
優勝:板垣心春(ドイツ)
準優勝:コデット(チェコ)
3位:ロシュ(フランス)、ブーケ(フランス)

 

 U15女子シングルスではかつて青森山田で監督を務め、現在はドイツ・ブンデスリーガのケーニヒスホーフェンで指揮を執る板垣孝司監督の長女である板垣心春が優勝。板垣はU15女子団体に続いて2つ目のタイトル獲得となり、U15女子ダブルス、U15混合ダブルスでも準優勝と出場全種目で決勝へと勝ち上がる大活躍を見せた。

 U19男子シングルス、U15男子シングルスはザントーシとファソがともに初優勝。U19女子シングルスではパリ五輪にも出場したハーシーが圧倒的な実力を見せてタイトルを獲得した。U19、U15全種目合わせての獲得メダル数ではフランスが8つで最多。金メダル獲得数でもフランスが4つで最多だった。

U15女子シングルスを制し、二冠に輝いた板垣

U19男子シングルス優勝のザントーシ。同種目でのハンガリー勢の優勝は21年ぶり

U15男子シングルス優勝のファソは第1シードの実力を見せるV

ヨーロッパU21王者でもあるハーシーはU19でもタイトルを獲得

 

【U19男子ダブルス】
優勝:チリタ/アビオドゥン(ルーマニア/ポルトガル)
準優勝:ブジョル/イストラテ(ルーマニア)
3位:フォルメラ/クルチェツキ(ポーランド)、ベリチコフ/ルジハウシェク(ブルガリア/オーストリア)

 

【U19女子ダブルス】
優勝:オシャール/ニーナ・グオ・チェン(フランス)
準優勝:マチュニナ/ピント(ウクライナ/ポルトガル)
3位:ハーシー/グルーゼル(ウェールズ/ドイツ)、メイロース/トキッチ(ルーマニア/スロベニア)

 

【U19混合ダブルス】
優勝:D.ベルゾーサ/マチュニナ(スペイン/ウクライナ)
準優勝:チリタ/ハーシー(ルーマニア/ウェールズ)
3位:アルパス/M.ベルゾーサ(スロバキア/スペイン)、アビオドゥン/メイロース(ポルトガル/ルーマニア)

 

【U15男子ダブルス】
優勝:ファソ/トレビサン(イタリア)
準優勝:フェガール/マヨロフ(オーストリア/スペイン)
3位:ゲルゲリー/ザボ(ハンガリー)、ウチョル/カフラマン(トルコ)

 

【U15女子ダブルス】
優勝:ノディン/ブーケ(フランス)
準優勝:板垣心春/ノイマン(ドイツ)
3位:シュプシャ/ベンジェゴード(スペイン/スウェーデン)、カバルド/ビバウィ(スウェーデン)

 

【U15混合ダブルス】
優勝:テシエ/ブーケ(フランス)
準優勝:ルーカス・ワン/板垣心春(ドイツ)
3位:トレビサン/コデット(イタリア/チェコ)、エラーマン/ベンジェゴード(スウェーデン)

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