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欧州リポート

ヨーロッパユース選手権 団体戦は全種目で前回V国が連覇を達成

 7月11日からチェコ・オストラバにて開催されている2025ヨーロッパユース選手権。U19、U15の年代別カテゴリーに分かれ、全14種目が行われる。団体戦は全日程が終了し、優勝チームが決定した。(写真:ETTU)

 

【U19男子団体】
優勝:ルーマニア
準優勝:ポルトガル
3位:スロバキア、ハンガリー

 U19男子は決勝でポルトガルを3-2で破ったルーマニアが4連覇を達成。2008~2012年にかけてフランスが達成した5連覇の記録にあと1つに迫った。決勝ではエースのチリタが2勝をあげてチームを優勝へと牽引。チリタはドイツ・ブンデスリーガのオクセンハウゼンと契約し、戸上隼輔とともにプレーすることとなっている。

優勝:ルーマニア

 

【U19女子団体】
優勝:フランス
準優勝:ウクライナ
3位:ポルトガル、スペイン

 U19女子はフランスが2連覇。決勝はオシャールが2勝をあげ、15歳ながらU19に出場したニーナ・グオ・チェンも3番で勝利して優勝に貢献した。

優勝:フランス

 

【U15男子団体】
優勝:イタリア
準優勝:トルコ
3位:ドイツ、ポーランド

 U15男子でもイタリアが王座を守って2連覇。初の決勝進出を果たしたトルコを相手に3-1で勝利し、通算3度目の優勝をつかんだ。

優勝:イタリア

 

【U15女子団体】
優勝:ドイツ
準優勝:フランス
3位:チェコ、イタリア

 U15もドイツが3連覇。フランスとの決勝も1ゲームを落としたのみの快勝で優勝を決めた。元青森山田監督で、現在はドイツ・ブンデスリーガ1部のケーニヒスホーフェンを率いる板垣孝司監督の娘である板垣心春は決勝でも単複で勝利するなど活躍を見せた。

優勝:ドイツ

昨年に続き優勝に貢献した板垣心春(左)

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