さる4月23日、兵庫・グリーンアリーナ神戸にて開催された『「ITTF卓球の日」パーキンソン病患者卓球交歓会』(主催:公益財団法人日本卓球協会/運営協力:株式会社 VICTAS 、全国パーキンソン病友の会 兵庫県支部神戸ブロック卓球サークル「あゆみの会」 )。
2023・2024年に続いての開催となり、今大会はパーキンソン病患者17名、練習パートナー14名らが参加し、オリンピアンによる卓球クリニック、お楽しみダブルス試合を楽しんだ。
大会参加者での集合写真
招待オリンピアンとして、1988年ソウルオリンピック女子ダブルス4位の今井清美さん(旧姓・石田)が参加し卓球クリニックでは各台をまわりながら参加者にアドバイスを行ったほか、パラリンピアンの別所キミヱ選手も会場に駆けつけ、笑顔で参加者たちと触れ合った。
招待オリンピアンとして参加した今井清美さん(旧姓・石田)
2004年アテネから2016年リオまで4大会連続パラリンピック出場の別所キミヱ選手も参加
オリンピアンから直接指導!
卓球クリニック後に行われたお楽しみダブルス大会は、パーキンソン病患者と練習パートナーがペアとなりトーナメントを実施。決勝は、勝ち上がってきたニュージーランドから来日したゲスト研究者ペアが登場、東京2020五輪で活躍した国際審判員が主審を務めるという国際大会さながらの雰囲気となったが、試合のあとは決勝を戦った両ペアは笑顔で健闘を称え合った。
お楽しみダブルス大会の様子
決勝戦を戦った2ペアと審判員での記念撮影
優勝した患者の小山理恵さん(左端)と平尾英子さん(兵庫県卓球協会/右端)ペアと今井さん(中央)
●写真提供:(公財)日本卓球協会
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