毎年、兵庫・グリーンアリーナ神戸(神戸総合運動公園内体育館)を舞台に行われる、小学生以下のプレーヤーの夏の祭典。全日本卓球選手権大会ホープス・カブ・バンビの部、通称「ホカバ」が今年も開幕を迎えた。大会初日の今日、7月25日はホープスの部(小学6年生以下)、カブの部(小学4年生以下)、バンビの部(小学2年生以下)の男女各種目で予選グループが進行。各都道府県の予選を勝ち抜いた、小さな実力者たちがコートに立った。
「全農杯」として開催されている「ホカバ」。今年も開会式には、オリンピック3大会連続でメダリストとなった石川佳純さんがサプライズで登場。「試合では最後まであきらめないこと、対戦相手やコーチにしっかり挨拶をすること」の大切さを出場選手たちに伝えた。開会式後には会場2階の全農ブースで出場選手や保護者の方々と触れ合い、記念写真にも笑顔で応じ、子どもたちのうれしそうな表情が印象的だった。
開会式で選手宣誓を行う岡田結愛(OKATAKU・兵庫)
開会式に登場し、子どもたちにメッセージを送った石川佳純さん
石川さんは全農ブースにも登場。選手たちの良き「お姉さん」として、握手や写真撮影にも笑顔で応じた
大会最年少は、2023年大会に3歳5カ月で出場して話題となった長屋太陽(Kスタジオ・岐阜)。男子バンビの予選グループで2位となり、決勝トーナメント進出はならなかったものの、うれしい1勝を挙げて会場の注目を集めた。
うれしい1勝を挙げた、大会最年少の長屋太陽(岐阜・Kスタジオ)。坊主頭がカワイイです
ベンチではじっとアドバイスに耳を傾けた
明日は各種目の第2ステージ(決勝トーナメント)が行われ、1・2回戦で各種目8名ずつのシード選手が登場。ベスト8決定の3回戦まで進行する。
予選グループから早くも実力者が登場。男子ホープスに出場した、昨年の男子カブ3位の小林俊晴(21クラブ・三重)
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