7月11日、香川・高松市のあなぶきアリーナ香川(香川県立アリーナ)で開幕した『第8回全日本ラージボール卓球選手権大会』。今年2月に竣工したばかりの真新しいアリーナでは、6月に『百十四銀行 前期日本卓球リーグ香川大会』が開催されたばかり。夏本番を迎えた高松の街に、ラージボールプレーヤーがあふれている。
大会初日の7月11日は、混合ダブルス一般、そして80〜160の計8種目でチャンピオンペアが決定。各種目のメダリストペアは下記のとおり。
●混合ダブルス一般
優勝:千葉悠平/樫部侑来(ウチダスポーツ・山口)
準優勝:角正平/角萌子(TEAM JOOLA・東京)
3位:村松悠己/市川千裕(長野ラージヒルズ/須坂金曜会・長野)、中平直樹/藤田可奈(国松企画/高知トヨタ自動車㈱・高知)
混合ダブルス一般で初優勝の千葉/樫部ペア。千葉の変化サービスとフォア強打、樫部の厳しくコースを突くフォアハンドがマッチ
●混合ダブルス80
優勝:森光/河田昌子(TTSタカハシ/チーム虹・兵庫)
準優勝:大田英明/香取里江子(太田PPS/RKstudio・栃木)
3位:奈良部和/片上知代(フォーネットSE/フォーネット・愛媛)、大迫準/薮内佑実子(マブチスポーツクラブ/さくら卓研・徳島)
決勝は1ゲーム目を先取されながら逆転勝利。「準決勝も1ゲーム先に取られたので、決勝も逆転できると思いました」という森/河田が鮮やかに逆転勝ち
●混合ダブルス100
優勝:藤本武司/小野千代(ニッタクサンフレンド/卓精会・東京)
準優勝:小川貴嗣/井上尚子(TTSタカハシ/チーム虹・兵庫)
3位:泉宏和/北岡加小里(鬼無体協/丸亀SC・香川)、橋本卓央/小野令子(いわき卓球・福島)
昨年は準決勝で敗れた藤本/小野が王座に返り咲いた。全日本ラージの顔、藤本は「今年は集中して狙って獲れたので、やっぱりうれしい。人生100年社会、これから上の年代も全部優勝したい」とますます意気軒昂だ
●混合ダブルス120
優勝:森正樹/斎藤富美子(ゼフィルス・宮城)
準優勝:齋藤秀人/石川清美(JOOLA IBRK・茨城)
3位:平井荘一/平井ちさ美(T.T.Sヒライ・福岡)、荒金圭一/賽河原裕子(RALLY-O・N・大分)
あれよあれよという間に勝ち上がった森/斎藤。準々決勝から3試合連続のストレート勝ちで一気に頂点へ
●混合ダブルス130
優勝:藤浦哲夫/十川早苗(さくら卓研・徳島)
準優勝:大津清一/山本暁美(常北クラブ・茨城)
3位:木村淳一/足立京子(小浜クラブ/兵庫卓研・兵庫)、小野一雄/矢野和代(MAC/かぼすくらぶ・大分)
決勝では先にマッチポイントを奪われながら逆転勝利。混合ダブルス130で3連覇達成の藤浦/十川
●混合ダブルス140
優勝:横山喜久雄/大津絵美子(丸亀SC・香川)
準優勝:是常浩一郎/小鷹春代(ポパイ/双葉・兵庫)
3位:濱西隆重/横山祐見子(ピンポン館・高知)、前田三男/高木典子(GTTC/国府クラブ・愛知)
混合ダブルス130でうれしい地元優勝を果たした横山/大津。大津は優勝の瞬間、歓喜のジャンプ
●混合ダブルス150
優勝:磯部久美雄/鳥居恭子(国府クラブ/あすなろクラブ・愛知)
準優勝:山内正/星野正子(ザ・安祥/エムクラブ・愛知)
3位:竹内芳夫/田村則子(新発田クラブ/ぽらりす・新潟)、阿部文男/坂田千雅子(ゼフィルス・宮城)
混戦の混合ダブルス150を制した磯部/鳥居
●混合ダブルス160
優勝:尾関文憲/河路悦子(一宮クラブ/AFクラブ_愛知)
準優勝:尾崎義夫/中原良子(下松オールスターズ/岩国東同好会・山口)
3位:伊藤昌夫/斎藤恵美子(TISS・福島)、吉田留夫/井原洋子(苗卓会/厚友会・北海道)
混合ダブルス160優勝の尾関/河路。河路は全日本マスターズ・ハイエイティで2連覇中。両選手ともこの年代では動きの良さが光った
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