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ハードな1日! 全日本ラージ、大会2日目は男女シングルス年代別、10種目で王者決定

香川・高松市のあなぶきアリーナ香川で開催中の第8回全日本ラージボール選手権。大会2日目は男女シングルス一般・40〜85の計18種目のうち、男女シングルス65〜85の10種目でチャンピオンが決定した。

出場選手の多い種目は、3ゲームズマッチとはいえ予選グループから決勝まで、6〜7試合を戦うハードな1日。各種目のメダリストは下記のように決定した。明日は男女一般・40〜60の10種目でチャンピオンが決まる。

◎男子シングルス

●男子シングルス65
優勝:香川浩幸(厚友会・北海道)
準優勝:坂本憲一(COLOR・神奈川)
3位:白井正典(あいひめ・愛媛)、橘川重雄(MD相模・神奈川)

水平に振り抜く両ハンド強打で、決勝では「ミスター・マスターズ」坂本に競り勝った香川。「香川県で大会があるから思い切って参加した」という香川、これもひとつの地の利か?

●男子シングルス70
優勝:増田健一(卓精会・東京)
準優勝:前田三男(GTTC・愛知)
3位:新谷悟(リージョン・広島)、小林猛(ボブクラブ・群馬)

高い打球点から放つフォアスマッシュが強烈だった増田。平常心のプレーを心がけて頂点へと駆け上がった

●男子シングルス75
優勝:濱西隆重(ピンポン館・高知)
準優勝:後藤隆一(坂出卓研・香川)
3位:加藤教明(碧クラブ・愛知)、鈴木豊(幸卓会・愛知)

テクニシャンぶりを遺憾なく発揮した濱西。決勝で地元・香川の後藤との四国対決を制した

 

●男子シングルス80
優勝:金田勉(新潟如水会・新潟)
準優勝:伊藤昌夫(TISS・福島)
3位:藤田勝己(本郷・広島)、山田吉彦(ジョイフル・静岡)

ミドルを交えた巧みなコース取りで、お手本のような両ハンド攻守を見せた金田。10年ぶりのうれしい優勝を飾った

●男子シングルス85
優勝;川口正明(久留米卓愛・福岡)
準優勝:安久津吉延(釜石卓球クラブ・岩手)
3位:木村隆實(玉名郡卓協・熊本)、安孫子正志(植水クラブ・埼玉)

決勝で安久津のカットを軽打で何本もつなぎ、チャンスボールを的確に決めた川口が優勝を果たした

◎女子シングルス

●女子シングルス65
優勝:大津絵美子(丸亀SC・香川)
準優勝:吉田恵子(桐栄会・群馬)
3位:十川早苗(さくら卓研・徳島)、井ノ口博子(花野井クラブ・千葉)

決勝で吉田にマッチポイントを握られながら、地元応援団の声援もバックに逆転勝ちした大津。フォアストレートに放つパワードライブの威力は驚異的だった

●女子シングルス70
優勝:早川孝子(ジョイフル・静岡)
準優勝:横山祐見子(ピンポン館・高知)
3位:土佐節子(ぽらりす・新潟)、小鷹春代(双葉・兵庫)

決勝は劣勢の1ゲーム目を逆転し、主導権を握った早川。ミスのないカットと正確なバックハンドを見せた

●女子シングルス75
優勝:山口晴美(クローバー・愛知)
準優勝:田村則子(ぽらりす・新潟)
3位:川中順子(チーム川中・富山)、宮澤喜美子(卓習会・東京)

冷静沈着な攻守で、決勝トーナメントでもストレート勝ちを重ねた山口。技術の精度の高さで優勝

●女子シングルス80
優勝:田崎朝子(会津クラブ・福島)
準優勝:谷野弘子(浜松リリーズ・静岡)
3位:若松和子(宮城SPS・宮城)、河上民江(函館卓栄会・北海道)

鋭く振り抜く快速フォアスマッシュを見せた田崎。決勝でカットの谷野に競り勝って優勝

●女子シングルス85
優勝:吉村美智恵(COSMOS・福岡)
準優勝:河路悦子(AFクラブ・愛知)
3位:龍本壽美子(安クラブ・広島)、虫明博子(カブトムシ・大坂)

昨年の全日本マスターズ・ローエイティ3位の吉村と、ハイエイティ優勝の河路の激突となった85決勝。3ゲーム目、河路が終盤で追い上げるも吉村が振り切って勝利

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