卓球王国 2024年4月22日 発売
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「ヨンテン」の強さに迫る。中、高、社会人の一貫指導のパイオニア、大嶋雅盛と村田充史に聞く

 

練習の拠点はミキハウススポーツスタジアム。四天王寺中、四天王寺高、ミキハウスの選手たちが一緒に練習している

 

今夏のインターハイ女子学校対抗で自らが持つ記録を更新し、10連覇の偉業を達成した四天王寺高(大阪)。同校の女子学校対抗の通算優勝回数は27回でダントツの1位。2位の白鵬女子高(京浜女子商高時代を含む)が8回の優勝ということからも、四天王寺高の長きに渡る強さが際立つ。

1964年に初優勝し、それから50年近くたった今もトップを走り続けている四天王寺高。初期の四天王寺高を指導した田中拓から声をかけられ、監督のバトンを引き継いだ大嶋雅盛。スカウトした選手を自宅で預かり、妻と一緒に生活の面倒を見ながら大嶋が監督として初優勝したのが1985年。昨年定年のため四天王寺高を退職したが、現在もアドバイザー的なポジションでチームをアシストしている。なお、同校の27回の優勝のうち、大嶋は21回を経験している。

 

その四天王寺高の強さの理由を求めて、インターハイ後に大阪に向かった。

練習の拠点となっているミキハウススポーツスタジオには、四天王寺高のほかに四天王寺中、ミキハウスの選手も練習しているが、中学、高校、社会人を一貫して指導するシステムは、大嶋が日本で最初に作った。

卓球王国1月号(10月20日発売)では四天王寺高の強さについて、大嶋と現監督である村田充史に話を聞き、インタビューとして掲載。また、四天王寺高卓球の9人の部員にもそれぞれコメントをもらっている。四天王寺高の強さの理由を誌面から感じ取ることができる。

 

1年生でインターハイ女子シングルスで優勝した青木咲智

 

 

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