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【卓球グッズ2024】各メーカーのイチオシ商品が勢揃い!本命ギアの実力〈前編〉

5月16日発売の別冊『卓球グッズ2024』に掲載の「本命ギアの実力」。全部メーカーのイチオシ商品の開発経緯や性能を深堀りし、関東学生リーグ2部に所属する東京経済大学卓球部の皆さんに本音で試打を行ってもらった。WEBでは、各メーカーイチオシ商品を前編・後編に分けて紹介する。

 

●各メーカーイチオシ商品

バタフライ・・・ハッドロウ5、ダイオード プロ

ニッタク・・・アコースティックカーボン G-REVISION、ムービングエアロ

VICTAS・・・V>20 エキストラ、デゼル

スティガ・・・DNAハイブリッド XH

ヤサカ・・・翔龍Ⅱ、輝龍Ⅱ

XIOM・・・ヴェガ ハイブリッド シリーズ

ティバー・・・フェリックス・ルブラン ハイパーカーボン、ハイブリッド MK FX

ドニック・・・ブルースター A2

ザ・ワールドコネクト・・・TWC グルー フェン

アンドロ・・・クロスステップ プロ

ミズノ・・・Q パワー

 

●ハッドロウ 5(バタフライ)

上質な打球感がユーザーを虜にする。5枚合板のハイエンド

バタフライの純木材ラケット『ハッドロウ』シリーズの最新版。今回紹介する『5」は、シリーズの中でも高反発モデルの『VR』と、安定重視モデルである『VK』の、「弾み」と「安定性」というふたつの良さを両立。「相手のボールに押し負けず、威力のあるボールに対しても打ち返しやすいラケット」(バタフライ開発担当)に仕上がっている。

性能だけでなく、グリップデザインも一新。中国式ペンもラインナップされている

 

●ダイオード プロ(バタフライ)

攻守の安定感は抜群。バタフライが放つ王道の純木材カット用ラケット

1988年に「攻撃重視」のカット用ラケットとして登場した『ダイオード』(廃番)。2018年には『ダイオード V』が発売。そして今春、攻撃と守備のバランスを重視した『ダイオード プロ』が新たに発売された。『プロ』は『V』よりもブレード厚を少し薄くしたことで、適度な弾みと球持ちの良さを両立。攻守のバランスが良い一本となっている。

『V』よりもやや薄めの板厚(5.5㎜)で、程よい弾みを実現した

 

●アコースティックカーボン G-REVISION(ニッタク)

「銘品を多くの人へ届けたい」その繊細な用具開発を手のひらに感じる

ニッタクの代表的なラケットのひとつである『アコースティックカーボン』。ブレードはそのままに、グリップ形状をアレンジしたのが『G-REVISION』だ。元々のグリップは細身で、男子選手からの要望でグリップが太めの『アコースティックカーボン LGグリップ』が発売されていた。しかし、今回のバージョンではより細やかな形状設計が施され、多くの選手にフィットしやすくなった。

ブレードの付け根よりもグリップエンドの方が厚みを持たせる「傾斜設計」にすることで、「すっぽ抜けにくく、しっかり握れる」感触が増強された

 

●ムービングエアロ(ニッタク)

センスフルな濃色と意外なほどの軽量感

バドミントン界のリーディングカンパニー・ヨネックスとニッタクによる共同開発シューズ第2弾として今春登場した『ムービングエアロ』。第1弾の『ムービングエース』がフィット感重視だったのに対し、今回の『エアロ』は軽量で柔軟性重視、また幅広設計がウリとなっている。カラーもブルーとパープルの2色展開で、男女ともにオススメできる一足となっている。

アッパー・履き口とタン部分をメッシュにすることで通気性を向上させた

 

●V>20 エキストラ(VICTAS)

『V>20』に新モデルが登場。さらに感じやすくなったインパクト時の「許容の広さ」

世界選手権で計7個のメダルを獲得した岸川聖也さんが開発に携わり、2022年3月の発売以降売り上げを伸ばしている『V>20 ダブルエキストラ』。そんな中、「『V>20』の性能をより多くの人に体感してほしい」というVICTASの思いから新たに開発されたのが『V >20 エキストラ』。トップシートはそのままにスポンジ硬度を下げることで、さらに扱いやすい1枚に仕上がった。

トップシートの粒が低く、食い込みやすいため、打球時は実際の高度よりも軟らかく感じる

 

●デゼル(VICTAS)

その性能、まさにオールラウンド。上達を助ける「青き翼」登場!

フランス語で「翼」を意味する「DEZEL(デゼル)」と名付けられたこのラケット。昨年12月に発売され、VICTASの新たな7枚合板として徐々に浸透し始めている。VICTASの7枚合板といえば『スワット』が有名だが、『デゼル』はスワットに比べてマイルドな打球感となっており、しっかりと弧線を描きながら両ハンドで安定したプレーを目指したい人にオススメな一本となっている。

中芯と上板から2番目に燻製したアユース材を使用することで、反発力と重量を調整した

 

●DNA ハイブリッド XH(スティガ)

大器が選んだラバーは想像の上を行く性能の高さ。弧線と回転で相手を打ち砕く

今年の2月に発売されたスティガのフラッグシップモデルとなる高性能テンション裏ソフトラバー『DNA ハイブリッド XH』。金沢ポート所属で、4月にスティガとアドバイザリー契約を結んだ五十嵐史弥も使用中。五十嵐は『ハイブリッド』について、「想像以上の回転性能と弧線の高さがあるので、自分の武器の両ハンドドライブにより威力が出るようになったと感じている」と語り、その性能の高さを評価している。

『DNA ハイブリッド XH』を両面に使用中の五十嵐。4月に出場した中国・甲Cリーグでは11勝3敗の成績をおさめた

詳しい内容は別冊『卓球グッズ2024』に掲載!

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