卓球王国 2024年12月20日 発売
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【卓球グッズ2024】悩みつつも誇り高きバック表に送る完全保存版!

5月16日に発売された『別冊卓球グッズ2024』。何やら大げさなタイトルをつけてしまったのが、別冊グッズでも今まで取り上げていなかった、「シェークバック表」の用具選びにスポットライトを当てた特集だ。題して『バック表で生きていく!』。

このページ、表ソフトという用具ではなく、「バック表」というプレースタイルをテーマにしてしまったためか、ページ作りが難航。ページの方向性がなかなか見えてこない中、最終的に出した答えは「バック表の叡智(えいち)を結集すべし」。バック表のことはバック表に聞け、という当たり前の結論に達したのだ。

お忙しい中、電話取材をお願いしたのは新井周さん、小西杏さんというふたりの元五輪代表に、現在は指導者としても活躍する若宮三紗子さん、坪口道和さん、森薗美咲さん、そして現役のトップ選手である中村光人選手、南波侑里香選手、野村萌選手、中村廉選手。皆さんお忙しい中、バック表の用具選びのセオリー、用具のこだわりといった基本から、「今ならバック表でこう戦う」という提言、表ソフトの厚さ選びに至るまで、バック表に役立つ情報をこれでもかと語っていただいた。

バック表の皆さんに話を聞いていて感じたのは、バック表というスタイルへの愛着とプライドだ。「バック表というスタイルはなくならないでほしいね。みんな裏裏になったらつまらないですから」と語ったのは、04年アテネ五輪代表の新井周さん。チキータが登場し、裏ソフトのバックハンドの技術が進歩し、苦しい戦いを強いられながらも、創意と工夫で対抗する。用具の選び方もそれぞれの個性がハッキリしていて、非常に興味深かった。

バック表の皆さん、「そろそろバックは裏ソフトに変えようかな……」と思っているなら、このページを読んでからでも遅くありません。表ソフトの達人たちの熱いメッセージ、受け取ってください!
(柳澤)

 

現役のバック表のトッププレーヤーに聞いた、用具のこだわりも一挙に掲載!

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