アジアカップ、第2ステージ（決勝トーナメント）1回戦が終了。第1ステージを勝ち上がった日本選手9名が登場した。
日本男子では、宇田幸矢（協和キリン）が 安宰賢（韓国）とのゲームオールジュースの大接戦に勝利。最終ゲームは9-7リードから9−10と相手にマッチポイントを奪われる苦しい展開となるも、最後まで攻撃的なプレーを貫いて勝利を掴んだ。
張本智和（智和企画）は林高遠（中国）、戸上隼輔（井村屋グループ）は篠塚大登（愛知工業大）との日本勢対決にそれぞれ3−1で勝利。張本はゲームカウント2−1で迎えた3ゲーム目、1−6ビハインドから逆転勝利を収め、8強入りを決めた。
一方、全日本王者の松島輝空（木下グループ）は、林昀儒（チャイニーズタイペイ）との左腕対決にストレートで敗戦。第2ステージ1回戦敗退となった。
日本女子では、伊藤美誠（スターツ）が、グループリーグで大藤沙月（ミキハウス）を破った石洵瑶（中国）に3−0で完勝。張本美和（木下グループ）もグループリーグで平野美宇（木下グループ）を破って勝ち上がってきた金娜英（韓国）に3−2で辛勝。ともに準々決勝進出を決めた。
一方、全日本女王の早田ひな（日本生命）、大藤はそれぞれ陳幸同（中国）、鄭怡静（チャイニーズタイペイ）にフルゲームで惜敗。早田は2−0と勝利まであと1ゲームに迫るも逆転負け。最終ゲームでは早い打球点で積極的に攻めたが、バックドライブにミスが続いた。
大藤は後陣での大きいラリーで男子顔負けの豪快なバックドライブを決めるなど、随所で好プレーを見せたが、勝利とはならず。
なお、本日行われる準々決勝の日本選手の対戦は下記のとおり
19：00〜 宇田幸矢 vs. 林詩棟（中国）
19：00〜 伊藤美誠 vs. 陳幸同（中国）
19：45〜 張本美和 vs. 孫穎莎（中国）
20：30〜 戸上隼輔 vs. 王楚欽（中国）
21：15～ 張本智和 vs. 梁靖崑（中国）
写真＝WTT
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